こどもの森PVができました!
その制作過程で、常勤スタッフ6名が
「子どもと接する時に気を付けていること」というテーマで文章を書きました。
せっかく書いたので、このブログで一人ずつ紹介しています。
最後は、高学年担当スタッフあゆの文章です。
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「成長途上のわたしと、成長途上のあなたが、一緒に学んでいくこと」
スタッフである前に、「自分」であることが大切です。
スタッフ(大人)としてこう思う、ではなく、わたしはこう思う、こんなふうに感じる、こうしたい。
それを大事にしています。
こどもの森ではいつも、スタッフ間でとてもよく話し合いをします。
その時に基準にしているのは、「それは本質なのか」ということ。
学びの本質とは何か、子どもを育むとはどういうことなのかを、いつも考えています。
対話を繰り返す中で見えてきた、学びの本質。
それはこどもの森の学びの中で具体的な形となって現れます。
ですが、子どもたちと日々過ごす中で出てくる悩みや疑問は、「こどもの森はこうだから」という考えで解決せず、
学びの本質とは何か?という観点から考えるようにしています。
そうすることで、より深い本質へと近づいていけるから。
わたしは「こどもの森の学び」をするためにいるのではありません。
より本質的な学びとは何かを学ぶためにいます。
その結果、こどもの森の学びがより深化していくことになります。
いつも探求しつづける自分でいること。
内なる自分に問い、内なる自分を感じる。そのセンサーを磨くこと。
この世界に生きる全ての人が、成長途上にある人です。わたしも、子どもたちも、スタッフたちも。
スタッフは、子どもの学びの重要な環境の一つです。
それをよりよくしていくことは、子どもが自分の人生をイキイキと幸せに生きるために、最も重要だと感じています。
守安あゆみ
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