今年もManabeeの合宿が1泊2日で開催されました。
manabeeプログラムは、
子どもが主体的に学ぶための場づくりについて「4つのエッセンス」を共有し、
対話やアクティビティを通して体験的に学んでいただくものです。
合宿を終えて、頭に浮かんだ言葉は「再会」。
それが、この2日間で気付けたこと。
1日目午前中は「対話」の講義とワーク。
ワークでは、意見が割れる事柄に対して対話での歩み寄りを実践。
4~5人のグループですが、お互いの意見、思いを聞くことは時間が掛かります。
その中で参加者は、話す相手に視線を合わせ、頷き、各々に他者への理解を深めている姿勢がみられました。
1日目午後は、「参画(ESD)」について学びました。
「自己決定」「自己肯定感」「対話」と合わせて4つのエッセンスにひと通り触れ終わり、その上でメインワークは「寸劇」づくり。
「人と動物」というテーマで2グループに分かれて劇を作りました。
ここでは、劇内容だけでなけ進行もタイムキープも参加者が役割り分担で実施。
アイディア出し~劇づくりも、ひとりひとりが声を発し、思いを重ね合わせ形にしていく試行錯誤が垣間見れました。
そして、2グループとも笑いあり、頷きありの楽しい寸劇を披露し合いました。
劇の振り返りでは、 「何でも言える環境」 「異なる意見も言いやすい」「受け入れてくれるから話しやすい」 という声が聞かれました。
その結果、話が膨らみ、アイディアが形に変わっていく体感ができたようです。
そして夜は恒例の飲み会交流!
参加者もサポーターも、ひとりひとりが思いを発し、語らう、優しい時間が流れました。
(過去のManabee 参加者2名も駆けつけてくれて。感謝。)
後半のキャンドルナイトからは、自然と小グループに分かれ対話、相談、占いカードなど、内容は濃いけど緩やかな時間でした。
そして、2日目。
朝ヨガ、朝食でスタートしましたが、この辺りから既に私には「再会」感覚が。
合宿では初対面の方もいるので、似つかわしくない言葉かもしれませんが、そうじゃないんですよね。
日々多忙な社会生活の中で、各々違うフィールドで過ごす中で、たまたまManabeeを知り、思いを寄せ、タイミング良く参加できた仲間たち。
その感覚が「再会」という言葉に。
そして合宿ラストは「NVC共感サークル」
久々に会った友と対話をするかのように、自己開示した言葉に対し、仲間が気持ちを込めてカードを手渡す。
ほんと、温かい時間がそこにはありました。
9月からは、いよいよ「共育プログラムづくり」開始。
今年もどんなプログラムが実践されるか楽しみです。
Manabeeに導かれて、再会したかのように、集い語らった仲間たち。
この関係が、思いが、Manabeeに止まらず各々の生活や活動の場に広がりますように。
よしゆき (フィンランド湖畔よりManabeeに思いを馳せて)
今年度manabeeの様子はこちらの記事をご覧ください。
【Manabee】信頼の中で育ちあう。2024年度Manabeeプログラムがスタートしました!
過去manabeeの記事はこちらをご覧ください。
【manabee】過去ブログ記事