2024年8月10日〜11日にビジョンミーティングをしました。
こちらのブログはそちらの後編です。前編については以下をご覧ください。
お昼は、里山ブルーベリー農園のWaccaさんのお弁当と、ノビルファームさんのシフォンケーキをいただいて休憩しました。
そもそもビジョンってなんのために考えるんでしたっけ?
お昼からは理事のかよこさんがファシリを担当してくれました。
かよこさんからまず「ビジョン」についてのレクチャーがありました。
ビジョンとは誰のためのものでしょうか?
昨年度のビジョンミーティングでも、「外向きに伝わる言葉を考えた方が良い」ということと「自分たちの軸を確認するためのものだから内部の人の感覚にあった言葉の方が良い」という内向きか外向きかということで大きく議論になりました。
そこについて、かよこさんが整理してくれたものは、
ビジョンとは、内部の人にとっては、1人1人の行動指針になるものであるし、
外部の人に向けては信用を得るためのブランディングであり、ともにつくるための軸なんだという話がありました。
であるなら、良いビジョンとはどちらか一方だけのことを考えるのではなく
「内から外に伝わるビジョン」なのではないかということでした。
参加している他のメンバーも昨年度の経験を受けて、とても納得感のある話でした。
そこで、今MVVs(Mission・Vision・Values)を改めて考える必要のあるタイミングであることも確認しました。
改めてあけぼの学園と新しい学校をつくる上で、「私たちが大切にしたいことは何か?」ということをコクレオの森全体や新しい学校の「広報」ということや「教育」という面からも考えていく必要があります。
そこで、昨年度のビジョンミーティングの成果物であるwhy,what,howやSERVICE GRANTさんnに言語化してもらった資料なども参考に、「どういう教育であれば、住み続けられるまちづくりができるだろうか?」という問いで考えてみることにしました。
この問いについて話を始める前にも、
「『存在目的を果たし続けるため』という言葉や『選ばれ続ける』には違和感がある。果たし続けるのを目指すのではなく、存在目的である『私を生きる人が増える』のが目的だから果たし続けようとはしなくていいと思う」ということや
「今ビジョンとして書かれているものは、コクレオの森全体というより、箕面こどもの森学園に偏っている印象がある」ということなどが出てきました。
言葉の違和感については、「しばらくはすべての人が私を生きるという状態になることはないだろう」ということや、その上で「選び続ける」ではなく「共感の輪を広げる」などに置き換えても良いかもしれないという話になりました。
ビジョンについても、今はこのビジョンだけど、そもそもビジョンというものは変化していくものだということも確認しました。
どういう教育であれば、住み続けられるまちづくりができるだろうか?
4つのグループに分かれ、それぞれこのテーマで話し合ったことを共有します。
現在の箕面こどもの森学園と新しい学校の二つともを念頭におきながら、どういう教育であれば、住み続けられるまちづくりができるのか?ということを考えてみました。
コクレオの森は4つの森事業をやっていますが、やはり中心は箕面こどもの森学園の学校事業です。それがあるから、他のおとなの森やこそだての森、ミライの森の価値が光ります。
このタイミングで改めて中心である教育について考えられて良かったですし、今後も多様な人と考え、試し続けれるようでありたいと思います。
箕面こどもの森学園においても新しい学校においても気づきが得られる時間となりました。
対話パートの次はお楽しみパートへ
ビジョンミーティングは今まで2日間がっつり対話していたのですが、今回はお楽しみパートも入れようということで、夕方からはイタリアンを食べたり、能勢温泉キャンプ場で宿泊したりしました。
2日目は、利用予定の六瀬中学校の見学と、仲しいたけ園さんでバーベキューをしました。
六瀬中学校の様子についてはこちらをご覧ください。
仲しいたけ園さんもすごくすてきな場所でした。
たらふく食べてみんな大満足の二日目でした。
じっくり対話することも大事だけど、改めてみんなで楽しいことをして過ごすことも大事だと実感しました〜
ビジョンミーティング二日間お疲れ様でした。
また、今回気づいたことをベースに日々活動していきます。
(T.Y)