あれからもう10年
2025年11月1日(土)、こどもの森中学部創立10周年の記念イベントが開かれました。
卒業生や保護者、元スタッフと、現中学生、保護者、スタッフも集まって
こどもの森中学部に関わった新旧の顔ぶれが大集合しました。
会場には、卒業生保護者、現保護者の方たち、コクレオからのお花が飾られ、
お祝いムードで満ちていました。


とても懐かしい顔から、わりとよく見る顔まで、総勢80名が集まると、
ホールはもういっぱいになりました。
初めに校長JUNからの挨拶。

集まった人たち同士、たくさん話をしてもらいたくて、
9グループ、2回に分けてハッピータイムをしました。


そして、なんと今日お誕生日という卒業生がいたので、
くす玉を割ってもらいました。

中学部の歴史を紙芝居で
中学部を作ろう!と決まってから、今日までの歴史を、
当時事務スタッフだったハミロンに紙芝居で語ってもらいました。
参加者からは、「途中からコクレオに来たので、こんな歴史があったことを知りませんでした」と感想がありました。
みんなでつくる学校ですから、これまでの経緯を共有していくことは大事ですね。

卒業生パネルトーク
今回のメインプログラムは、卒業生パネルトーク。
パネラーに立候補してくれた数名と、新旧スタッフによる中学部トークでした。
ひとりずつ自己紹介した、まだ序盤のあたりで
さっそく現スタッフまるちゃんが感極まって涙モードに。
あの頃、ほんとにいろいろあった人たちが今、こうして自分の体験を語ってくれることに、まるちゃんのみならず、スタッフみんなも感動でした。


元中学生だった人たちは、
「話し合いをたくさんやった」
「話し合って決めていくことが大切」
「プロジェクトで好きなことをいっぱいやって楽しかった」
「あの頃の体験が今に生きている」
といった話をしてくれました。
卒業生たちの今の姿は、こどもの森での学びの価値を証明してくれている、
そんなふうに感じずにはいられませんでした。
参加者からの出し物で盛り上がる!
さて、後半は出し物タイム。
まずは、初代代表理事まーちゃんによる、「サイフォンの原理」の実験でした。
なぜサイフォンの原理??
実は、まーちゃんは学校の校庭にある池(ビオトープ)を当時の子どもたちと一緒に作ったのですが、
その池が古くなり改修工事が必要になったため
この日の夕方に池の水を取り出す作業をすることにしていて、
せっかくなので卒業生にも見てもらいたい、という気持ちでこの出し物になったようです。
バケツの水はあっという間にもう一つのバケツに移動しました。
しぜんの力ってすごいです。

出し物その2は、2年前まで中学部スタッフだったなべちゃんと
立ち上げから数年スタッフをしてたれなさんによる、
「緊急特番・怪奇現象を探る!こどもの森中学部の謎」
番組司会とコメンテーターに扮し、中学部で頻繁に起きていた謎の怪奇現象をたっぷり紹介してくれました。
「なぜかワールドオリエンテーションのデータが消える謎」
「なぜか中学生になるとみんな黒ずくめになる謎」
など、あるあるの連続に、会場、爆笑!!


出し物の合間には、今日駆けつけてくれた卒業生をはじめとするみなさんにインタビューし、
近況報告をしてもらいました。


締めは、現代表理事みほさんからのメッセージ。

なんと、中学部立ち上げのきっかけとなり、一緒につくってくださった当時の保護者の方が
ズームでメッセージを送ってくださるというサプライズも!


みなさん、また次のタイミングでもきっとここで会いましょう!
(A.M)
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卒業生インタビュープロジェクト実施中!
17名のこどもの森小学部・中学部卒業生に、会員さんがインタビュー、
記事になってコクレオブログにアップされています。
おとなになった彼らの言葉は、
今いる保護者の方や、これからこどもの森に入学を検討している人たちのみならず、
様々な人々に深く響く内容です。
不安な現代を生きるわたしたちにとって、卒業生たちの言葉は希望の光です。
ぜひご覧ください。


