【Manabee報告会・交流会】9期もフィナーレを迎えました!

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半年の長丁場の締め、報告会・交流会

 

2025年7月から始まった第9期のManabeeプログラムの報告会・交流会(以下、報告会)が開催されました。報告会には、今期の受講者以外に、以前に受講された方も参加してくださいました。

2チームがそれぞれ共育プログラムづくりのプロセスとプログラム実施当日の様子を発表し、プログラムづくりを通じて得たものや感想なども共有しました。溢れる思いを丁寧に伝えてくださり、それに対して、会場からは質問や感想などもたくさん出て、活発な場となりました。いつものお約束ですが、発表時間は大幅押しになりました(笑)

Bチームの発表

Aチームの発表

受講者の皆さんが口々におっしゃった、この半年のご自身の学び(得たもの、変化)が主催者にとっては、とても嬉しいものでした。
-今までの自分は話し合いのグループに合わせて、リードしたりフォローしたり立場をコロコロ変えていたけれど、今回のチームでは「自分」でいられた
-対話を積み重ねて納得解に到達する感覚を得られた
-もうちょっとやれたかな、ちょっと悔しい
-もやもやしていることは早めに場に出す方がよい、ということがわかった
-プログラムを練り上げるのは無理かもしれないと思ったけれど、できてよかった
-遠方から参加してくれた大学生がスーパー大学生でとても助けられた  など

 

自分達でつくっちゃうManabee修了証

 

発表のあと、チームメンバーに感謝と労いの言葉を付箋に書いて手渡しし、自分自身に対してもに労いの言葉を書いて、これらを合わせて台紙に貼り付けて、各自で修了証を作りました。
自分への言葉で「一旦、白紙にする」というニュアンスのことを書いていた人がいて、とてもいいなと感じました。白紙にするということは、自分達のチームを信じて別の可能性を探るということを端的に表していると感じたからです。それぞれ、自分にもチームメンバーにも心のこもった言葉を送って、修了証を仕上げていました。

チームメンバーへの感謝と労いの言葉、自分自身への労いの言葉を考えます

下書きしたりして、真剣に修了証を制作

修了証完成!

 

美味しいものを一緒に食べて労い合おう

 

ケータリングの「アル」さんのオードブルを参加者みんなでいただきました。アルさんから、食事の前の食事への感謝の言葉、というのを教えていただき、この場にいるみんなで食事ができること、目の前に心のこもった滋味溢れる食事があることに幸せを感じました。

雑談もたくさんして、参加者全員から一言ずつ言葉をいただき、とても素敵な時間になりました。
対話について、課題を共有できていない人とは対話がしにくい、とか、批判ばかりする人とは対話がしにくい、というような実践している人ならではの味わい深いご意見もありました。

食べたり、飲んだり、話したり

Manabee仲間でワイワイガヤガヤ

 

学びの場はマトリョーシカ

 

子ども達に学びの場を提供するということは、提供する大人側も学びが必要なんだなということと、そういう大人の学びの場づくりをしたManabeeプログラムのサポーターの私自身もまた、学びが必要だなと実感しました。学びはマトリョーシカ人形のように形作られるものなのですね。

酔っ払う前に参加者全員で記念撮影

今期も感動的な報告会でフィナーレを迎えました。
受講者の皆さんそれぞれが学びがあったと言ってくださる場を提供できたことは、主催者にとってこの上ない喜びです。感謝しかありません。これからも自分も人も楽しめる場づくりにチャレンジしようと思います。ありがとうございました。(NY)