2025年5月30日に、学校法人あけぼの学園理事長の安家周一さんをゲストに、19回目の「みんなで創るミライの学校プロジェクト」のオンラインイベントを開催しました。
みんなで創るミライの学校プロジェクトは、コクレオの森が新しい学校づくりのための応援寄付を集めるプロジェクトとしてスタートし、今まで様々な方をゲストにお呼びして、新しい学校づくりについてイメージを深めてきました。
ゲストの安家周一さんは、学校法人あけぼの学園・社会福祉法人あけぼの事業福祉会の理事長をされており、今まさに私たちと一緒にミライの学校をつくっているお一人です。
周一さんはとてもアクティブな方でいろんな経験をお持ちなのと、常に学び続けている方なので、お話に幅と深さがあり、勉強になります。
それでいて気さくな方なのでとても話しやすく、今回も楽しくお話しさせていただけました。
今回は、周一さんのこれまで学びや経験されてきたことも踏まえて、幼児期や小学校段階での学びで大切だと考えること、ほしのさとへの想いをお聞きしました。
周一さんのお話を聞いて、経験から学ぶ、誰と何をして遊ぶかは自分で決める、そのための環境を作るということをあけぼの学園で大事にされているように、こどもたち一人ひとりを大切にされてきた思いがとてもよく伝わってきました。
一人ひとり違うこどもたちの良さや好み、願いに寄り添った環境やカリキュラムを作ることは一筋縄ではいかないかもしれませんが、自分たちを信じ形にし続けてきたあけぼの学園の歴代の職員の方のすごさもひしひしと感じます。
決められたことをこなしていくのではなく、自分が、自分たちが必要だと思うことを考え、選び、決めていける、そんな環境をつくっていけるといいなと思いました。
また、今でこそ私たちのようなオルタナティブスクールや新しいタイプの学校が少し増え、そういった教育の在り方に共感してくださる方も増えてきているものの、保護者の立場で我が子がそういった学校へ入学することへの不安はあると思います。
そこについて周一さんに聞いてみたところ、お子さん(現園長の匠さん)がきのくにこどもの村学園に通うことになった経験をもとにお話をしてくれました。
当時のことを考えると勇気ある決断にも思えますが、周一さんが教育について感じていたことや学んできたことを思うと、なるべくしてなった選択だったのかなとも思えました。
そして、今まさに匠さんが園長として職員の方たちと幼稚園を運営したり、私たちと新しい学校をつくったりしていることからも、経験豊かな幼少期を過ごし、培われてきたものが確かにあるんだなということが伝わってきます。
そして何より、学びたいことを学びたい方法で学んできた時間は、何にも代えがたい幸せな時間だったことだろうなと思いました。
六瀬ほしのさと小学校に通いたいというご家庭、働きたいという方にとっても、ほしのさとで大事にしていきたい要素が伝わる回だったなと思います。
貴重なお話し、ありがとうございました。
みんなで創るミライの学校プロジェクトは、今後も毎月開催予定です!
次回は7/4(金)19:30~21:00で、「ほしのさとのスタッフってどんな人?」というテーマでの開催予定です。
寄付者になっていただけると毎回のイベントを無料で参加していただくことができ、その都度 学校づくりの進捗を報告させていただいています。
ぜひ、六瀬ほしのさと小学校の学校づくりに関わってください!