2024 年度 泉をふりかえって

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2024年から5年生の受け入れを始めた泉では、メンバーも増えて、いろんなところへ取材に行ったり、体験をさせてもらうするようになりました。
黒川地域のことをもっと知ってもらえるといいな。
地域の方と交流ができたらいいなという思いでした。

Waccaさん
小早さん
山活さん
クリーンセンター
ダリア園
澤田さん

近隣の地域の方々はお仕事や活動の合間に、時間を割いてくださって、たくさんお話を聞かせてもらったり、とても貴重な体験をさせていただきました。
カフェ、映像作家、林業、ゴミ処理施設、地域のボランティア活動、茶道や陶芸。
地域には本当に学ばせてもらえることがたくさんあるんだと実感しました。
普段聞かない話や、貴重な体験はみんなの思い出に残るものとなったようです。

取材を通して出来上がってきた新聞や、手作りの作品、みんなで掘った菊芋を糧にして得たお金をどうする?というのが、後半のミーティングの議題。
一番にみんながやってみたかったのは泉のキャンプでした。
それから、まだお金が余っているよと言うことでクリスマス会や遠足もやってみました。

キャンプでは、温泉に入ってから遊んだ方がいいんじゃない?とか。
クリスマスのプレゼント交換はいくらにするとか。
箕面の公園ではどっちの道がいいですか〜?
なんてほんとにいろんな話をしながら。
いつも誰かがまとめ役をしてくれているのですが、いつもみんなはみんなの意見をちゃんと確認しながら進むのです。
あぁ、さすがだなとか、優しいなとか感じながら見守ってきました。

そして今年度の泉、最後の日は卒業する人たちをお祝いする会にしたい!
それがみんなの意見でした。

ひとつ前の会で、何をするかのミーティング。
それからアトリエの時間に、せっせとメッセージカードを作りました。
午前中に、みんなでワイワイとカレーとケーキ作り。
午後は、レクの時間です。
卒業する人たちに、とにかく楽しんでもらっている間に。
卒業式の準備をいそいそとはじめてくれました。
みんなが帰ってきたタイミングで、泉の卒業式がスタートです!
みんなで作ったメッセージカードを卒業証書。
手作りのプレゼントが卒業の記念品となりました。


最後のふりかえり。
卒業する人たちは、泉が始まった時のことをふりかえって話をしてくれたり。
今とっても幸せ〜と喜んでくれたり。
寂しいと涙を流していたり。
卒業しない人も含めてこの泉という居場所に来てくれて、大事にしてくれたみんなに、感謝です。

来年度は泉も少し形を変えて、再スタートする予定です。
これからも、里山のあたたかい居場所を大切にしてくれるみんなを待っています。

支えてくださったみなさん。
ありがとうございました。