2024年度の風は、旧黒川公民館のお片付けからスタートしました。
「この古い校舎もすきだったな~。」
と、建物とのお別れを惜しみつつ過ごした春。
春の山に入って、粘土をせっせと集めてみたり、大きな木を持って帰ってきたり。
田植えにも挑戦しました。
(植えた稲はすべて鹿さんのお口に入りました。。。)





改修工事が本格的に始まってからは、いろんなところで活動をさせていただきました。
知明湖キャンプ場、能勢、きららの森のいえ。
知明湖では木工をしたり、テントを立ててみたり。
きららに行ったときには読み聞かせをさせてもらったり。
そして暑かった夏は、どこへ行っても大抵川に飛び込んでいましたね。






新瀧公民館での活動ができるようになってからは、午前中は里山センターで過ごし、お昼を食べてから移動。午後の時間は新瀧公民館で過ごすことになりました。新瀧公民館に初めてはいったとき、窓はちゃんと閉まらなかったし、床の間の床から竹が突き出していてびっくり!
でも暑い日は、裏の竹やぶから自然のクーラーの冷気が流れてきてくれて心地よかったです。こじんまりしていますが、風のみんな以外に使っている人はいなくて、アトリエの道具をたくさん置かせてもらって、自由に使わせてもらうことができました。



みんなが畳に座って作業するのにちょうどいい小さな机がいくつかあったので、その上でみんなはせっせとすきなものを作りました。
あるときは折り紙を。
あるときは木を切って。
あるときは針と糸で。
あるときは羊毛をちくちくします。
そして、ときには裏の川や山へ入っていきました。
そして放課後になると必ず鬼ごっこが始まりました。
そうして、少しずつ新瀧の公民館は居心地のよい場所となっていきました。
さいごの日はみんなで荷物を片付けて、ありがとうと伝えて終わりました。





いろんな場所が体験できた今年度の風。
いろんな土、いろんな水、いろんな風を感じることができたなと思います。
来年度は新しくなった南北棟でスタートします。
またみんなと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしています。
支えてくださった皆様、ありがとうございました。