【ManabeeBチーム共育プログラム】「声優になろう!」

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今年度Manabeeプログラム受講者のみなさんに
こどもの森の子どもたちに向けて、共育プログラムを実施していただきました。

 

Manabeeプログラムとは、
箕面こどもの森学園20年の歴史の中で培ってきた
こどもまんなかの学びの場づくり4つのエッセンス(自己肯定感・自己決定・対話・ESD)を共有し、対話やアクティビティを通して体験的に学んでいただくプログラムです。

今回はManabee Bチームのみなさんの実践報告です。
以下、Bチームのメンバーが書いてくださった文章を掲載いたします。

 

共育プログラム「声優になろう!」

2024年11月19日(火)13時よりホールでManabeeBチームが中学部選択授業を実施しました。タイトルは「声優になろう!」12人の子供たちが選択してくれました。

 

何を伝えたいかな、と対話を重ねてつくります。                                        

声の仕事をしているメンバーが伝えられる、声の魅力、それをヨガインストラクターのメンバーがヨガで発声のサポート!思春期の中学部の子供たちの興味がありそうな声優という世界から、声や体、自分を表現することの楽しさ、自分の新たな魅力を伝えたい 楽しもう!というテーマでスタートしたこのプログラム。

 

当日の様子

授業当日いざ始まってみると、子供たちが名札貼りを率先して手伝ってくれ、留学生の子のサポートを同級生がしてくれ、優しいなぁ、と思いました。

まずは理論から。自分に聞こえる声と相手が聞こえる声はどうして違うのか、自分の声を相手はどんな風に感じるか、様々な声にまつわるお話。

そして自分の声の魅力を探る為アンケートを使ったワークをしました。

このアンケートはManabeeで学んだNVCのニーズカードを参考に作成。自由に書く欄も作り、自分の認識と相手の認識の違いを発見してもらいました。

声を響かせるためには体を温め、喉が開く体作りが大切、ということで発声の為のヨガタイム。大人も子供も緊張がほぐれて良い雰囲気に。

更に大切な母音の発声練習。

心も体もリラックスしてきたところにいよいよ台本を配ると、やったーと喜んでくれる声も。

台本練習をチームで熱心にしてくれたのが嬉しかったです。

本番ではマイクを使って音声収録。

その雰囲気が楽しく、最後にはもう一回本番を体験したい、という声が子供たちからあがり、もう一度やりたい子供たちに任せて本番収録をする、という思いがけない嬉しい出来事で終わることが出来ました。

2コマという制約の中でしたので、プロの声の仕事をしているメンバーはもっともっと愛を伝えたい、その気持ちがあふれている空気を感じました。

プログラム後の感想 他の人について

プログラム終了後の感想 自分自身について

 

 

後日愛溢れるメンバーによる編集したチームごとの音声を子供たちにプレゼントすることも出来ました。

*共育プロジェクトづくりを通してのメンバーの感想*

 

こじゃけ

終わってみて、子供たちが進んで参加してくれ、笑顔を多く見られた事が嬉しかったです。そしてメンバーも楽しかった。メンバーがお互い思いやりながらサポートし合いながらほっこり進めてこられたプログラムでした。

みえこ

チームでプログラムを組み立てていく行程の中で、たくさんたくさんの対話を積み重ねたこと、そしてその対話の背景に存在する「信頼感」を、身を持って体験したことが、今回一番大きな学びだったと思います。

愛ちゃん

プロジェクト当日までがダイヤモンドの体験になりました。大人が笑って楽しんでお茶を飲んでおはぎを食べて♪♬心から楽しくお喋りしながら、合理的に進めてきました。当日のプロジェクトは、グリコのおまけ。大人たちが心から楽しんでいたので、子供たちにも笑顔で楽しんで貰えたように思います。「安心と信頼」の中で、最高に幸せな時間でした。

ゆき

自己肯定感、自己決定、対話、参画。Manabeeの4つの要素の、どれが欠けても、だれが欠けても実現しなかった、深い信頼と絆の中から出来上がった・・・というよりは、メンバーの存在そのものであるようなシアワセなプログラムになりました。