川西里山黒川里山センターで行っている、小学生対象の里山の居場所「風」。
今年度の風がスタートしました~!
そして、あっという間に5月が終わっていきました。
今年度は阪急バスが運行廃止となってしまい、スタッフでいろいろと検討を重ねた末に、新しく地域のバスを活用させていただけることとなりました。
その名も「まごころ便」運転してくださるのは、シルバー人材センターのTさんです。
子どもたちはこの「まごころ便」に乗って、里山センターまでやってきています。
山道さんぽ
午前中にバスを利用できることになって、いつもの味噌汁づくりより前に少し時間ができました。
センターから、桜の森に続く山道を散策してみると、いろんな発見があります。
●かたばみ~10円玉をこするとピッカピカになるよ~
●よもぎ~すりつぶして団子にします。やわらかい葉っぱだけとるといいよ~
●粘土~天然の粘土を発見!集めてこねこねおもしろい~
●毛虫~刺されるないようにそ~っと~
ただ歩くだけだと目につかないものも、野草のリストを手にするとたちまち発見!
これ粘土やでと声をかけたら、一生懸命に掘り出す人たち。
目を向ければ、見えてくる自然の魅力を肌で感じることができました。
田んぼ
地域の方のご厚意で、今年も田んぼに入らせてもらいました。
わーきゃー叫びながら泥の感触を確かめたり、泥の中の生き物を夢中で見つけたりと楽しみつつ、田植えもしっかり行いましたよ。
今年はお米が収穫できるといいなと思います。
川遊び
5月の終わりごろから、里山にも暑い日差しがやってきました!
暑さを吹き飛ばすには、川だ!!
川の水は気温なんかに関係なく、とっても冷たいのです。
瀧の上に上がってみたり、深いところに足を踏み入れてみたり。
今日は足だけにしとく!なんて言っていた人も、いつの間にやら全身ずぶ濡れだったりしました。
あちらこちらで
6月も半ばからは里山センター南北棟の改修工事に伴って
風の活動は移動していくこととなりました。
まずは、お引越し作業。
たくさんの道具や材料であふれていたアトリエや木工室からすべてのものを箱づめ。
それから、軽トラに積み込みをしたり。
新瀧公民館のお掃除をして、荷物を運び入れたり。
スタッフだけでやってるときは大変でしたが、みんなの力があればあっという間に片付いていきました。
活動拠点があちこち変わるし、アトリエの材料も以前ほどはありません。
木工しかできないときだってある。
それでもみんなは、あるものを使って考えてその場を豊かに展開していきます。
本当に子どもの人たちの力とか想像力とかエネルギーみたいなものは、大人では測れないところにあるのだなと改めて感じました。
里山センターの南北棟の改修工事が終了するのは、来年の3月の予定です。
それまでしばらくの間、さようなら~
お世話になった、建物とともにいた写真を最後に。