1月の風は、冬まっさかり!
空から舞い降りてくる雪を肌で感じながらやってきた日もありました。
雪玉の投げ合いはお決まりです。
寒い日は、あたたかいもので体をあたためよう!
味噌汁の具材は、近所の畑で野菜の栽培をされている方が持ってきてくだることもあります。
通りかかったときに挨拶を交わすと
「なんかいるか~?大根でも持っていき~。」
と足元に生えているものを引っこ抜いてくださるのです。
里山センターの活動は、いつも地域の人々に支えられているのだなと実感します。
晴れた日には毎回たき火!
落ちている木や葉を集めてきて、わらなどの燃えやすいものと一緒に組みます。
はじめた頃
点火するためのマッチを擦ってはわらや松葉につけるのですが
何人もの人が入れ替わりマッチを擦ってやってみるものの
火はすぐに消えてしまいます。
数え消えれないぐらい擦ったところで
あきらめて用務員さんにつけてもらうことに。。
でもつけておられる様子をじっと見ていて
彼らは学んでいました。
はじめはどういうものが火がつきやすいか。
木や葉の組み方はどうするといいか。
どこにマッチの火を持っていったらいいのか。
風の影響を受けないようにするにはどうしたらいいか。
などなど。
やってみては失敗を繰り返しながら
ある日ようやくマッチは一日一本で足りるようになりました。
その後も火が消えそうになったら、だれかが燃えるものを持ってきていれます。
家から火吹き棒をもってくる人もいたり。
ついに準備から最後の片付けまで、自分たちでできるようになっていきました。
午後のアトリエでは、選択プログラム
木工教室や編み物の時間がありました。
普段、木を切って何か作ったりすることはよくやっているのですが
あれ?
あまりノコギリのこと知らなかった!
ノコギリにもいくつか種類があって、歯の形が違っていたりします。
木の年輪に沿って切る時に使う刃とそうじゃない時に使う刃があるということ。
ノコギリの種類によって、刃が両方についているものや、片方のものなど
よく見るといろんなノコギリがありました。
それから金槌の打ち方も説明を受けて実際に打ってみることに。
教えてもらってやってみると
これまでと全く違って上手に打てるようになっていました。
里山では四季の自然を感じるとともに
昔から人々が身につけてきた生きる知恵や技を学ぶことができます。
知るたび、体験するたびに
みんなはどんどんと逞しくなっていくな〜と実感するスタッフでした。