こどもの人の提案から企画された「風ときららのマルシェ」が開催されました。
きららはセンターから少し離れた所にある森のようちえんです。
コクレオに縁のある人がたくさん関わっていて、普段から交流もあり、
きららっこは風のお兄ちゃんお姉ちゃんが大好きです。
そんなつながりの中で生まれた「風ときららのマルシェ」…
環境として大人で決めたことは、日時と場所のみでした。
週一回、単発参加の人もいて全員が毎回揃うわけでもなく、
やはり大人の手も必要かなと思いつつも、何を手伝っていいかもわからず…
スタッフで決めたことは、こどもの人を信じることと、カオスの状態を楽しもう(笑)ということ。
そして迎えた当日、8時55分妙見口発の朝早いバスで来る人、
親にお願いして里山センターへ直接来る人
いつもより早く妙見口に集合して里山センターを目指す人、
それぞれがそれぞれのマルシェ時間を計画していました。
張り切りすぎて、なんと日生中央へ行ってしまうドキドキエピソードもご愛嬌(^^♪
いつもの道を歩いていると、道沿いの小さな川の中で亀を発見!
とりあえず、捕まえてセンターまで運ぶというということになり
亀を連れてセンターまで向かいました。
到着するとすでに、バスで先についていた人たちが準備を進めていました。
どこで何のお店をするのかを決めていく人
場所の確保と商品の陳列をはじめる人
エリアが決まったらマップを黒板に書いていく人
後から集合した人もあっという間に動き出して
マルシェ会場が出来上がっていきました。
そして亀を携えた人はというと。
「チケット一枚で亀をさわってもらえることにする!」
といつの間にか決めていて、急遽!亀の店が誕生したのです。
早く到着していた人たちが、それを聞くと亀の店の場所を考えてくれました。
「この机使ってやる?」と提案してみると
「それじゃ、小さい人たちには見えないから。」と返ってきました。
なるほど。
よく見渡すと、お店はすべて床の上や低いテーブルを使っていました。
さすがです。
そうこうしているうちに、あっという間にきららの人たちが到着!
子どもの人たちは、準備ができるまでの間
チケットを手渡ししたり
「ちょっと待ってね。」
「荷物はこっちにおいてね。」
と誘導をはじめました。
誘導がおわると、みんなにチケットの使い方を案内する人も。
そしていよいよ、きららマルシェスタートです。
アトリエ時間で手作りした商品が所狭しと並んでいましたよ~
商品の販売はもちろんですが
買ってくれた髪飾りをつけてあげたり
袋に包んであげたり
お店の場所を案内してあげたり
輪投げのルールをやさしくしてあげたり
くじ引きやおまけがあったり…
きららの人が楽しめるような工夫があちこちでみられました。
最後は、みんなを集めて紙芝居。
そして、手作りのおやつをプレゼント。
結局のところ大人の出番はほぼありませんでした。
「風の通貨を作りたい。」
7月の終わりに一人の人がつぶやいた一言が、こんな風になるなんて。
あれこれと大人が整えなくても
子どもの人たちは自分たちでやってのけることを思い知った日となりました。
後期の風は始まったばかりです。
これからどんな風になっていくのか、楽しみです。
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