もっと、子どもたちが様々な材料に触れることができるように。
もっと、発想が広がっていくように。
８月のアトリエは環境整備にとりかかりました。
里山スクールのスタッフをはじめ、そら、森のアトリエ、里山センターやコクレオの森の様々なスタッフが毎日のように、入れ替わり立ち代わり。
アイデアと力を出し合いました。
そして、完成したアトリエがこちらです。
移動式のラックには、様々な種類のペンやテープやのりなどが置いてあり、４方向から手に取ることができます。
右手の棚の一番上は、布やフェルトや綿、ビーズ、ストローなどが取りやすいように配置してあります。
こちらは音を奏でたい人のために。
こちらは、おままごとをしたい人のために。
こちらは、物語の世界に浸ってみたり。
虫のことや、木のこと、鉱物のことや、料理のこと。
いろんな世界をもっと知りたい人のために取り揃えました。
そしてこちらが木工室です。
いろんな種類の木の実や木材。
引っ付けたり切ったりしてみたい人のために整頓されています。
そして、昨日完成したアトリエに最初のお客様がいらっしゃいました。
子どもたちは目に飛び込んできたものに吸い寄せられるように
楽器を触ってみたり
紙といろんなペンを使って絵を描いてみたり
おままごとや輪投げをする子もいて
思い思いに時間を過ごしていました。
様々な人の手と
様々なものたちと
それらが持っている歴史も
全部が組み合わさって
「ともにつくった空間」はなんだか感動的でした。
そして最後に子どもたちがアトリエに入ることで
この空間にわぁ〜とエネルギーが注入され
アトリエ大変身の最後の仕上げをしてくれたような気がしています。
またここから始まるストーリーはどんな風になるでしょうか。
それがまた
新たな歴史を作っていくことと思います。
ぜひ遊びに来てくださいね。