箕面こどもの森学園から、コクレオの森になったわけ

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オルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」は、「コクレオの森」という認定NPO法人が運営しています。

箕面こどもの森学園という学校名と同じ法人名から、「コクレオの森」という法人名になってから、3年が経ちました。コは、英語でともに。クレオは、エスペラント語で創る。「ともにつくる」という意味を込めています。

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法人名を変更した理由は、3つあります。
一つは、関東などにも研修などで行くことが増えたのですが、「箕面」という字を、「何って読むんですか?」と聞かれること。
「読めない団体名」なんて、致命的だなと感じました…

2つめは、活動地域が箕面だけではなくなり、学校運営の「こどもの森」だけではなく、子育て支援、成人教育(生涯教育)、まちづくりといった事業も行うことになったからです。
箕面でない地域で、箕面を名乗ると、よそ者感が一層増す感じでした…

3つめは、学校づくり以外の事業が、少しずつ増えていったことです。「これをやりたい」「あれもやったらどうだろう…」などと言っているうちに、気が付けば、子育て支援関係、おとなの学び関係、そして、これから目指していくこととして、まちづくり関係の事業がありました。

法人名を変更するにあたって、一番大事だったことは、「学校を創るだけの団体じゃないんだ」ということの認識をメンバー一人ひとりが持つことだったと思います。

学校づくりを「こどもの森」という一つの事業としてとらえ、ほかを「こそだての森」「おとなの森」「ミライの森」の事業として整理することにしたのです。
1999年に「大阪に新しい学校を創る会」としてスタートした私たちにとって、ここが大きな転換点だったと思います。

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思い起こせば、3年前の総会で、正会員の投票により、法人名の変更を行ったのでした。

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「法人の名称変更をしよう」という提案の意図を理解し受け入れ、共に名称変更の道を進んでくれた仲間のみなさんのことを、心から本当にありがたいな~と思った一日でした。

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あれから、3年の月日が流れました。
「コクレオの森の藤田です」と名乗ることも、「コクレオさん」とよばれることも増え、今まで、箕面市で開催していたロハスも、豊能町で「一日がっこうと里山ロハス」として開催し、

豊能町では、だんでらいおんという子育てひろばを運営することにもなりました。

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コクレオの森は、里山地域に2校目の学校を設立するためのチャレンジを始めました。こちらでその活動報告もしています。
もし、よろしければ、応援よろしくお願いします。(藤田 美保)