コクレオの森の新講座がスタートしました!
その名も「ともにつくるためのリーダーシップ講座」略して「ともつく」です!
それぞれがリーダーシップを発揮し、対話を通して合意を形成していく方法を学ぶ2日間。
コクレオの森が大事にしているエッセンスを凝縮し、合宿+オンラインでお伝えしていきます。
今回の合宿パートでは、ワークを通しながら対話やリーダーシップについて学び、学んだことをこれからどう生かしていきたいかを考えます。
まずはアイスブレイクで、初対面の人とも楽しくわいわい。
場も温まってきたところで、いよいよ講座へ。
「対話とは」
まず、合意を形成する前段階として「対話とは何か」を掘り下げていきます。
話し合いや議論とはどう違うの?というところからスタートし、対話の場に立つために必要な視点を学びます。
赤い帽子、青い帽子、黄色い帽子。
人と話をするときに、自分の心はどの帽子をかぶっているでしょうか…
伝えたいことが強すぎると、どうしても相手の話が聞けなくなってしまい対話にならないことってよくありますよね。
どうすればそんな自分に気づけるようになるのか、対話的な姿勢をつくるにはどうしたらいいのかを考えます。
「自分との対話」
この講座では、NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)の考え方をもとに、自分の行動の裏にある思考、感情、そしてニーズを探ります。
モヤっとした気持ちがあると、対話はなかなか進まないですよね。
自分の行動や感情の裏にあるニーズを自覚することを、ワークを通して実感します。
自分の気持ちを推察してもらうことで、「あんまりそんな風には思っていなかったけど、よく考えたらそうだったのかも…」と、自分の本当の気持ちに出会い、その気持ちを存分に味わいます。
「合意の作り方」
そして、対話の土台が整ったところで、ワークを中心にして合意形成の体験をしてもらいます。
限られた時間の中で、それぞれがリーダーシップを発揮し、対話的に課題に向き合います。
自分にできることで貢献したり、誰もしたがらないことを引き受けてみたり、新たな案を提案してみたり。
感じた違和感をなかったことにはせず、相手を気遣いながらも伝えたことで、話し合いが深まったチームもありました。
対話的で、場を良くしようと参画したリーダーシップですね。
ここで1日目は終了。
みなさん、一気にたくさんのことを学んで頭が一杯のご様子でした。
とっても濃い1日目でした。
宿舎でご飯をいただき、お待ちかねのたき火タイム!
たき火を囲んで、興味ある話題をそれぞれに話しました。
宿舎に戻ってからも、まだまだ話したいことは尽きず…
楽しい夜を過ごしました。
いよいよ合宿2日目、最後の講座です。
「ともつく宣言をつくる」
ともつく宣言では、自分はどうありたいか、これまで学んだことをどう実生活に活かしていくかを考えます。
それぞれ、思い思いの場所で、自分の実生活と学んだことを照らし合わせながら、自分がどうしていきたいか宣言するために書き進めています。
そして、全体でできた宣言を共有しました。
みなさんの、「対話的でありたい!」という想いがひしひしと伝わってきました。
とても濃い2日間の合宿でしたが、とても充実したものになったのではないでしょうか。
スタッフとしてもとても楽しく、皆さんの考えからいろいろと学ばせていただいた、すばらしい2日間でした!
今後はオンラインで進捗状況を共有したり学んだりしながら、卒業式に向かいます。
卒業式でまた皆さんとお会いできるのがとっても楽しみです!