少し遅くなりましたが、11月の子育てカフェのようすをお伝えします。

今学期は連続で受講して下さる方が多く、みなさん

お顔見知りになって下さって、シェアの時間もより深く気づきの時間となっています。

 

今回のテーマは「わたしはわたし。あなたはあなた。」

境界線を引くことについて、あゆさんからわかりやすくお話してもらいました。

 

そもそも、「境界線を引く」ことって、なかなか学ぶチャンスはないのではないでしょうか。

私は大人になって、心のことを学び始めて、やっと知ることができました。

そして、ご存じない方には是非ともおすすめしたい内容です。

 

あゆさんから

境界線を引くことの意味と、境界線に侵入されない、または侵入してしまわないための方法をお伝えいただきました。

 

相手との間に境界線を引くことは、自分を生きる上で大変重要なポイントになります。

また、相手を尊重するコミュニケーションの土台となるあり方でもあります。

これを親子関係において実践すれば、子どもの自立を促し、親自身も楽に子育てできるようになります。

職場やご近所、友人との人間関係もとても良好になります。

 

 

境界線は見えるものでもないので、すぐに越えてしまったり、越えられてしまうことがあります。

あゆさんのわかりやすいスライドで、視覚的に捉えることができました。

 

境界線を引くことは、相手を切り捨てることではなく、むしろ、相手を尊重し、信頼し、対等な関係であろうとすること

そして、実は深いところでは、みんな一つにつながっている。

時には境界線を越える方がいいこともある。（相手に助けが必要な時や、甘えを

甘えを受け止めるとき）

 

 

グループに分かれてグループワークをしましたが、各グループでも素敵な意見が出ました。

当時者同士ではなかなかスムーズに行かないときには、「第三者に入ってもらう」というアイデア。

Doing とBeingを分けることなど。

 

 

参加者のみなさんからのご感想

 

・こともを信じ切れてないときに境界線を越えてしまうことがあることに気がついた。

 

・境界線を意識していきたい。こどもの発達に応じて柔軟にしていきたい。

 

・社交ダンスに似ているとのこと。相手を信頼して、相手を知ること。

 

・ネガティブケイパビリティの器を広げたい

 

・境界線を引きすぎて、分断してたかもしれない。一緒に楽しむ時間をとっている。

 

毎回のことなのですが、参加者のみなさんの探求が深く、シェアの時間が非常に貴重な気づきの時間になっています。

 

 

田鶴子さんから

境界線のない子は「いい子」の逆バージョン。「 NO」と言えないからしんどかった。

トラブルがあった時には自分にできることはやって、あとは相手に任せるようにしている。

 

あゆさんから

普段の学校生活のなかでの境界線の引くことの葛藤の具体的事例をお話いただきました。

 

 

とても大切で奥が深い境界線ですが、自分も相手も大切にするために試行錯誤しながら意識していきたいですね。

 

ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

（N.U）