里山ロハス~里山マップを片手に能勢・黒川地域のロハスなお店にいこう~

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今年のロハスは、こどもの森から能勢・黒川の里山へ!   というのも、今まではロハスinこどもの森と称して、箕面こどもの森学園の方で、いろんなロハスなお店に集まっていただいたり、いろんなイベントを開催してきましたが、今回はコロナウイルスの影響で、今までの形で開催することを断念しました。   そこで、今年は今までの繋がりも大切に、今回はこちらからいろんなお店にいけるように里山マップというものを作成しました!  
他にも、ロハスinコクレオの森~ロハスウィークと称して、ロハスなお店紹介や、オンラインフェスなどを開催しました。
  以下、ロハス実行委員のゆっこの里山ロハス体験記です。 どんな1日だったか、ぜひのぞいて見てください。 2020年10月25日は、ロハスinコクレオの森~ロハスウィーク~の一環として、黒川・能勢で里山ロハスが実施されました。晴れ渡る秋空の下、それぞれの楽しみ方で里山の時間、LOHAS(ロハス:Lifestyles of Health and Sustainability)を実感できるイベントになりました。  
まずお伺いしたのは、手作りパン屋さんTartine(たるてぃーぬ)。住宅地の中にある可愛いお店です。扉を開けると、色んな種類のかわいく小ぶりなパン達のお出迎え。 奥にはイートインスペースもありますよ。黒川や能勢で自然を満喫した後、翌日の朝食として買って帰るのもオススメですよ!  
 
  続いては国道477号線沿いにあるスパイスカレーとコーヒーのお店、ヨナナ。お店の前にあるバナナの木が印象的でしたが、こちらは店名に関係してないそうです(笑)。今回は時間の都合でコーヒーだけでしたが、程よい酸味で美味しいコーヒーでした。カレーは、お仕事途中や近所の方が常連さんとして来られるという美味しい本格スパイスカレーだそうです。里山とエスニックって、一見斬新ですがなんだかしっくり合いますね。    
  さて、お次は野間の大けやきの近くにあるデリとケータリングのお店、ノマディックと、国産小麦薪窯パンのパン屋さん、薪パン日々にやってきました。コロナ対策で入店者数を制限しているとはいえ、途切れることのない店頭の行列にびっくり。多くの人に愛されている証ですね。ノマディックさんはお惣菜のテイクアウトやお弁当の予約がオススメということでしたが、今回は甘酒クッキーとUBAの紅茶をゲットいたしました。ロハスに関する特別企画として、べじたぶるぱーく やまはる農園のお野菜や新米も並べられていました。薪パン日々さんのパンを買って、野間の大けやきを眺めながらのピクニックがオススメですよ。
  そこから歩いて向かったのはMOA(エムオーエー)自然農法の谷農園。あいにく到着した頃にはみんなの芋掘り体験が終わる頃だったのですが、泥んこになった子ども達のイキイキした笑顔が素敵な時間を物語っていました。お昼時に差し掛かっていましたが、谷さんが農園を案内しながら土の大切さや、ご両親達が自然農法を始められた経緯についてお話しして下さいました。戦後この辺りで盛んだったトマト栽培では、農家さんがみんなガンにかかってしまう程ハウス内で農薬がたくさん使用されており、女性は絶対に入らないようにと言われていたそうです。安全な食べ物、それらを育む土、百姓として生きることの魅力を教わりました。
    けやき資料館に戻ると大けやきの木漏れ日のもとでグリーンウッドワークが開催されていて、木の鉛筆を作る木工体験をされていました。スタッフ同士で写真をパチリ!  
    さてさてもうすっかりとお昼時。少し車を走らせて、fairtrade shop & cafeエスペーロ能勢へやって来ました。古民家の中でそっと出迎えてくれる異なる文化に根差したフェアトレード製品の数々。とっても居心地の良い空間で、ワンプレートに彩られた地元産のお野菜やこの季節ならではの栗ごはんを頂きました。「お~いしぃーー!」これぞ幸せ!なんて素敵な週末でしょうか!!ゆっくり美味しい時間を堪能した後は、お店のらせん階段を登って特別上映会「バベルの学校」が始まりました。
  大けやきの近く、懐かしさの杜へやってきました。こちらでは現在古民家再生の真っ最中。みんなでコンコン、ノミと金槌でホゾを作ってゆきます。青空大工、子どもも大人も真剣な眼差しで取り組まれていました。  
  近くの木陰では小さなコックさんが自然の素材でお料理中♪川辺では親子で川遊び♪のんびり風景の中で、色んな人との会話に花を咲かせました。  
  最後は黒川公民館での木工クラフト体験。素材の味として、枝や節を活かした可愛いキーホルダーができました。奥では子ども達が、思いおもいに毛糸やツタを巻き付け、木の実を付けて、金槌でクギを打ったりしながら工作中♪お家に持って帰ったらどこに飾ろっかな~♫  
  学校の面影がしっかり残されている黒川公民館。里山の風景を望む教室で、楽しかった一日を回想していました。里山ロハスは、コロナの影響を鑑みて密にならない新しい形のロハスを模索する中で実現されました。偶然か必然か、ここ黒川や能勢をはじめとする自然豊かな里山には、既にコロナに怯えず豊かに生きてゆけるようなアフター・コロナな暮らしが存在しているように思います。健康で持続可能な暮らし=ロハスを見出した人達が、それぞれの想いに基づく生業を営まれている黒川・能勢。そんな場所で開催された里山ロハスは、一人ひとりの時間や気持ちに合わせて自由に楽しめるユニバーサル・デザインなイベントになったなぁ…なんて考えていて、またハッ!と気付きました。もしかしたら里山ロハスって、「誰一人、取り残さない」誰もが楽しめる、めっちゃSDGsなイベントかもしれない…!来年も再来年も、いや、四季折々にいつでも訪れて楽しめたら素敵やなぁと思います。皆さんも是非遊びに来てみませんか?  
(Yucco)