秋の風・栗と掃除と実行委員の役割と。【里山スクール風】

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10月8日 栗ひろい
里山センターの近くの山を管理しておられる山活の会の大橋さんの案内で、栗を拾わせてもらうことになりました。栗は接ぎ木して植えられたものと、自然のままに伸びているものがあって、接ぎ木されていたものの方がすごく大きな実をつけていました。栗の剥き方を教えてもらって、大きい人がいがぐりを剥いて、小さい人は集めるというように分担したりしました。本当に立派な栗でびっくり。薪割の体験もさせてもらいましたよ。

その後はしばらく栗をつかって、栗ご飯や栗きんとんを作っていただきました。
栗は固い皮をむくのは力がいるし、薄皮をむくときは根気が必要。指が痛くなったり、つかれたーと言いつつ頑張りました。完成した栗ご飯はとってもおいしかったです。渋皮を使って栗染めもしましたよ~。


11月14日~11月28日 ウッドデッキの塗装
改修工事が始まってから、ウッドデッキに直接上がる道が通れなくなってしまったので、ウッドデッキを利用する機会が減っていました。でも、久しぶりに上でごはん食べよう~!と行ってみると、苔で緑になってしまっていました。これは大変!ということで、みんなでウッドデッキを掃除して塗料をぬることになりました。
デッキブラシで擦って苔を落とし、磨いていきます。ウッドデッキのそばでたき火もしつつ、鬼ごっこもしつつ。作業は進みました。
11月27,28日にはボランティアの方にも来ていただいて、一緒に最後の塗料を塗っていきました。
3週間にも及んだ作業でしたが、完成したら、すっきりきれいになったウッドデッキが戻ってきました。
みなさん、ほんとにがんばりました!


遠足とクリスマス 
11月20日はみんなで遠足へ。有馬富士公園に行きました。今回は行先はスタッフが決めて、行った先で何するかは、実行委員にお任せでした。2週間前に実行委員の人と打合せをしました。公園内に自然学習センターがあるとわかると行ってみたいということで、コースは自然学習センターに行ってから、鳥の講堂でお弁当を食べる。それから午後はあそびの王国でしっかり遊ぶということになりました。1週間前に実行委員からみんなにコースをお知らせしてくれました。
当日は計画通りに、実行委員さんの案内で公園内を移動していきました。
自然学習センターも大きな展示物にびっくり!午後は思う存分楽しんでいたみなさんでした。


12月19日は風のクリスマス会が開かれました。
どんなことをしたいか、希望がある人は事前にポスターに書き込んでおいて、実行委員がそれをみて実際にやることを決めていきます。ランチはハンバーガーとサンドイッチ。ケーキはパンケーキをデコレーションしてつくることになりました。プログラムの方は、ビンゴ、椅子取りゲーム、フルーツバスケット、くじ引きと、げきをするということ。これは時間足りないねと、帰る時間はスタッフが考えていたよりも延長することになりました。細かいタイムスケジュールを話し合って決めてから、アトリエの時間に飾りも作っていました。
当日はやることが多くて大忙し!くじ引きを考えていた人が、景品が足りないと言って困っていると、みんなが集まってきて折り紙を折って景品にしたらいいと、助けてくれる場面もありました。午後はお家の人も来ていただいて、わいわいと楽しい会になりました。


里山の自然に触れたり、施設の整備をしたり、人と関わりあう。
そういう中で得る経験が力となって、自分たちで計画して何かやってみたくなるのかなと思います。
やってみてできたときにまたそれが力になって、また次へ次へと。
そうしてやってみることができる場所をちゃんと保障することが、大きくなってゆく過程で大事だなと改めて感じます。

今年も地域の方、保護者の方やさまざまな方にお世話になりました。
来年も風をどうぞよろしくお願いいたします。