コクレオの森では、「学校を中心とする住み続けられるまちづくり」をコンセプトに、まちづくりにもチャレンジしてきました。
ロハスというお祭りをやったり、里山マルシェをやったりすると、そのときは大勢の人が来るけど、それ以外の日は人が来ない…
黒川里山センターを指定管理するようになり、イベントがないと閑散とするセンターを目の当たりにし、交流人口ではなく、関係人口を生み出すためには、イベントを開催しなくとも、人が来る仕組みを考えないといけない…と考えるようになりました。
そんなとき、ふと思いだしたのが、長野県の大地という幼稚園で見た「絵本の私設図書館 ののはな文庫」。
不便なところにあったにもかかわらず、環境と選書がいいのか、多くの親子連れが訪れていて、本を返して、また借りて帰っていく。
本を媒介にできるしくみがあれば、イベントがなくても、人は勝手にやってくるようになるんだと思いました。
そこで構想したのが、図書館みたいなものを創ること。
当初は、まちライブラリーでいいから、割と簡単にできるだろうと思っていました。
でも、実際に、いよいよ本当に創ることをイメージすると、果たして、だれかが勝手に創った小さな図書館に人が来るんだろうか…という疑問と、その小さな図書館を、ある程度質のいいものとして運営できるのか…という疑問がわいていきました。
そんなとき、目にしたのが、「シェア図書館」という存在でした。
どうやら、お金を払って、自分の置きたい本を置く人がいて、その人がお店番もしれくれるらしい。このしくみであれば、蔵書もおもしろくなりそうだし、図書館を自分事としてとらえる人も増えるだろうし、本を借りる人だけでなく、本を置く人も勝手に来るようになる!
ということに気が付いて、その仕組みと実際の運営を理解するために、「シェア図書館の視察に行こう!」ということで、直観的になんだかめちゃくちゃよさそうな感じかものすごくした、尼崎のさんとしょさんに、視察に行ってきました!!
さんとしょさん、視察での気づきは、次回のお楽しみ!! (M.F)