「もりラボ企画」デジタル地球儀 ダジックアース体験会を開催しました。
ダジックアースとは?(以下、ダジックアースHPより)
ダジックアースとは、地球や惑星についての科学を楽しんでもらうために、学校や科学館や家庭で、地球や惑星を立体的に表示するプロジェクトです。京都大学大学院理学研究科の地球惑星科学輻合部可視化グループ(リーダー:齊藤昭則)が中心になって進めています。
今回の企画者は、こどもの森スタッフのあゆにゃん。
コクレオ会員で宇宙好きのれんさんとイベントを実施することにしました。
箕面こどもの森学園高学年クラスでは、3学期のテーマ学習「寒さを楽しもう!寒さでcold(こおるど)」で、気象についても学びました。
その関係で、今回、ダジックアースの機材をお借りすることができました。
せっかくなので、子どもたちだけでなく、学校保護者の方や一般の方にもダジックアースを体験していただこうと、この企画を思いつきました。
直径2mの大きな球形スクリーンに、美しい地球の姿や惑星たちの映像を投影します。
雲の動きや降水量を始めとする様々な地球表面の動きも、過去から現在までの毎日のデータをビジュアルで見ることができます。
宇宙から見た地球の姿はきっと、わたしたちがこんなにも美しい星に住んでいるのだということを思い出させてくれることでしょう。
そして、実際のデータが示す地球表面で起きている問題について、知るきっかけになるのではないかと思います。
かけがえのないわたしたちの星、地球。
ダジックアースで地球を体感してみませんか。
と、そんな思いで今回のイベントを企画しました。
ありがたいことに、Googleニュースの地域版でも紹介していただいたこともあってか、
当日は親子連れなど、40名もの方たちにご来場いただくことができました。
記事はこちら
https://minoh.goguynet.jp/2023/02/09/dejitarutikyuugi/
ぽっかりと浮かぶ地球。
会場はさながら宇宙空間。
せっかくのダジックアースなので、会場づくりには思い切り力が入りました笑
前日より部屋中の窓に暗幕をかけ、宇宙の雰囲気いっぱいにしようとBGMも流しました。
この前日準備がめちゃくちゃ楽しかったのは言うまでもありません。
さあ、会場に入ってみましょう。
入り口のドアを開けると、薄暗い室内に家庭用プラネタリウムで投影された地球の姿。
そして先に進むと、宇宙の映像が壁面に映し出され、
さらに進むと目の前に大きな地球の姿が。
そして今回、なんとダジックアース事務局の土井正治さんが、わざわざ助っ人に来てくださいました!
ありがたすぎる。
元々は、ダジックアース初体験のあゆにゃんがたどたどしい説明をしながら、もたもたと進行する予定でした。
来場されたみなさん、ラッキーです!
土井さんにダジックアースを操作していただき、雲の動きや地球表面の気温の変化、地震が起きている場所など地球のいろんなデータを解説していただきました。
写真右の方が、ダジックアース事務局の土井さんです。
そしてさらに、月や木星などの天体も映し出し、月のクレーターのこと、火星にドライアイスがあること、木星の縞模様の話など、わかりやすく教えていただきました。
来場された方たちからも、土井さんにいろいろと質問が出て、それを一つ一つ丁寧に答えていただきました。
土井さんのおかげで思いがけず本格的な宇宙イベントとなりました。
もう、感謝しかありません。
お話の合間に、写真撮影タイムも。
好きな天体を投影して、ご一緒に映え写真をたくさん撮影していただきました。
おまけ。
れんさんが、ダジックアースでコクレオの画像を投影できるように作ってくださっていました。
これにはびっくり。
れんさんのコクレオ愛が伝わってきて、嬉しいやら驚くやらでした。
最後に、今回のイベントを陰で支えてくれたもりラボ担当のハミロン、
受付を担当してくださいました。
ありがとうございました!
(A.M)
認定NPO法人コクレオの森は、
民主的で持続可能な社会を目指す学びの共同体です。
子どもの主体性を育む教育や対話の文化を広め、
人と人、人と自然が調和する暮らし方の普及や
信頼によって結ばれる社会創りにチャレンジしています。
箕面こどもの森学園は、
子ども一人ひとりの個性を尊重し、
民主的に生きる市民を育むオルタナティブスクールです。
子どもたちの自立する力、協働する力を伸ばし、
人生を幸福に生きる力を育みます。
もりラボ企画とは…
「学びは子どものものだけじゃない。おとなも学ぼう。民主的に生きよう。対話を通じて学びを深めよう」
という、おとなの森のコンセプトを、NPO法人コクレオの森の会員のみなさんが主体的に企画し、仲間を集め、実施するイベントです。