”風マルシェ”開催しました~

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里山マルシェ みんなで思いをだしあって作り上げてきた「風マルシェ」、 いよいよ当日です。 集合場所の妙見口では何人もの風っ子が! 「今日は何人ぐらいくるかなー?」 「あーーー緊張するー」 と、 少し緊張した気持ちで足早に黒川公民館に向かいます! いつもより…いつもより… 黒川公民館に早く着きたい!棒さがしと 落ち葉の落とし穴は、外せないようでしたか…(^^♪

黒川公民館に着くと、 早速、マルシェの準備。 頭のなかで、何回も想像したんだろうな~。 「こうやって置こう。」 「おつりは?」 「どういうルートでお客様がくるかな。」 「どこにお店があるか気づいてくれるかな?」 時間はどんどん進む…。

一旦休憩でお昼ごはん。 石窯のピザ!! 今日は「そら」クラスとコラボなので、すごい枚数のピザ!! そして、個性豊かなお気にりのピザを自分でつくる。 風っ子はエネルギッシュ! ピザソースは出来るだけ多く! 「このアルミホイル、使ってね~」 「トレイ拭きあるよ~」 「焼くの手伝うよ~」そらクラス 保護者の、あたたかい声掛けが嬉しい~。

今、同じ場所で同じ窯のピザを食べる… 同じ場所で同じ物を食べて 「おいしいね」 って話す…そこに、吹く風も匂いも、今しかないもの… 自然は動いている。 里山で皆で食べると、その一部になった気がするのです 。

さて、里山マルシェの最終準備! あと30分 「あーーーーどうしよーーー緊張する!」 あと10分 「えええ!もうすぐだ!」 あと5分 「えっ!?間に合わん!あと少し作らせて!ちゃうわ!お客さん来ても同時にできることや!」 あと2分 「…」 武者震い! そんな、緊張感が…伝わる。

始まってしまったら、 風っ子は上手。 ピザづくりの時にあたふたしていた私よりも落ち着いている! 目がキラキラ。 個性豊かなお店。 商店街の様な賑わい。 クッキー屋さん 手作りのアクセサリー屋さん バザー屋さん 本屋さん 虫屋さん 写真と絵屋さん キーホルダー屋さん クラフト屋さん 、 はじめは自分が売りたいものを考えて作りあげてきたのが、どんどん変わって、お客さんが喜んでくれるものを売りたいに変わってきたような~。 キーホルダー屋さん 店主「作り方わかりますか?」 相手 「…」 店主 「では、いまから作ってみます」 そこから、どんどんお客様々が増えて…驚きました!

虫屋さんは 熱狂適切ファンを得たようで、 大盛況!! 「虫がいるかもしれない木」 大人気!! 木をけずるマイナスドライバー貸し出しが商品。 面白いな~って思いました!

お客さんは、就学前クラス「そら」の人。10円玉が入った財布を握りしめて、ドキドキしながらお店屋さんと会話していたのが印象的でした。

さて、こちらは時間に余裕がなかったクッキー屋さん、…スタッフのつぶやきです(^^)/

ミーティングの後はクッキー作りです。昨日計算しておいた分量どおりに混ぜ込んでいったのに
パサパサ…。分量通りにはいかないし、粉不足に陥るし、梱包にかなり時間がかかってしまったし、時間がない…予想できないことばかりでした。

だけど、流れに任せてやっていけばうまくいきました。うまくいったというのは、売上がたくさんあったということではなく、味がよかったということでもなく、子どもたちが楽しんでいたということです。作ることも、大慌てで包むことも、お店のやりとりをすることも、全部、楽しかった経験として
残ったんじゃないかな~。その場に委ねる!そのほうがうまくいきますね(^^♪

「風マルシェ」を終えて

マルシェが終わってスタッフは、ことばにならない心地よい効力感に包まれていました。「風マルシェ」が開催されつつも、それぞれのゆったりした里山時間が流れていたのが嬉しかった。ピザ作りを手伝ってくださる人、夫妻で山を見つめる人、余裕のないクッキー作りを手伝ってくださる人、ピザ窯の横でたき火を楽しむ人、育児休暇中のジュンも子連れで遊びに来てくれたり…そらの人たちがドキドキしながらお店屋さんに買い物している姿も新鮮でした。

里山のゆったり時空間とやりたいことをやってみる環境…これからの居場所くつりの大きな第一歩となりました。ありがとうございました。(かな・すみ・ゆきこ)