➁自己受容~わたしを丸ごとオッケーする〜こどもの森のハッピーアドバイス・シーズン3~

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子育てカフェシーズン3は、
わたしたちおとな自身の自己肯定感に焦点を当てていきます。  

 

 

これでいいんだ。 そう心から思える生き方をしたいものです。

でも、気づけば頭の中で そんなんじゃダメだ、もっとがんばれ、お前はいつもそうだ、急げ、間違うな、人に迷惑をかけるな、どうせ無理… そ
んな厳しい声が聞こえてきたりしませんか?

 

内なる声が厳しいと、どうしても自分を否定してしまいます。
とても苦しい生き方になってしまいます。
厳しい、がんこ親父のような声です。  

その声がもし、受容的だったら。
そんなふうに感じてるんだね、悲しいんだね、できないと思っていやになってしまってるんだね、ゆっくりでいいんだよ、間違っても大丈夫だよ…

 

心がほっとしませんか?
ダメな自分でもいいんだ、大丈夫なんだと少しずつ思えるようになってきます。
それはどうせわたしはダメなんだ、だからもういいんだ、というような投げやりな感じではなく、
あるがまま、等身大の自分をそれでいいんだとやさしく包み込むような感覚です。

そして、そんなふうに思えるようになると、
不思議なことに、逆に意欲が出てきて、前向きな気持ちで生きていけるようになります。

人間というものは、逆説的な生き物ですね~  

 

そして実は、「ダメな自分」は、実は自分で作り上げた思い込みの姿なのです。
脳科学の話になりますが、人の脳にはRASというフィルター機能が備わっていて、
目や耳など五感から得た情報を、自分にとって重要と認識したものだけを脳に送るという、ふるい分けをしています。

「どうせ自分なんて」というネガティブな思いを脳が重要であると認識し、 RASが「どうせ自分はダメだ」という証拠を集め始めます。
そうやってふるい分けられた情報だけをキャッチして、より「自分はダメだ」という現実を強化してしまうのです。

脳のしくみっておもしろいですね。  

講座の後半は、みなさんに「がんこ親父発見ワーク」というものをしていただきました。
これは、自分の内側から聞こえる厳しいがんこ親父の声に気づき、自分をゆるしていくというワークです。

 

例えば、こんな例。

「いつも遅刻してばかりで、自分はなんてダメなやつなんだろうと思っていた」
この場合のがんこ親父の声は、 「時間に遅れるな!」

これを神さまの声に変換します。
「時間にルーズなだめなやつと思っているんじゃね」
「自分のペースでいいんじゃよ」

こんなふうに、ゆるしの言葉を自分にかけてあげます。  

 

  最後に参加者のみなさんからの気づきのシェアを。

・がんこ親父は「人に迷惑をかけるな」と言っていたけど、「人に迷惑をかけないに越したことはない」に変えてみました。
インドの教えに「人に迷惑をかけずに生きられる人はいないのだから、人をゆるしてあげましょう」という教えがあるのですが、それが腹落ちしました。

・がんこ親父の中にも愛があると思った。
きっとその声はわたしの幸せを願ってのことだと。
がんこ親父にも仏様にも愛がある、と知っていることが大切だと思いました。

・がんこ親父をのび太に変えてみるとどうだろう、と考えてみました。
のび太に言われたらそんなに気にならないという気づきがありました(笑)

・ワークしていく中で、自分だけじゃないんだという想いが浮かんできた。
頭自体が凝っているのでもんでみるのもいいかもしれないと思いました。

・自分にはがんこ親父はないと思っていたけど、やってみたら自分にも厳しい声が根付いていたんだと気づきました。

・自分がだらだらしていることをがんこ親父が責め立てていること、だらだらしていても人生を楽しんでいけばいいんだなという気づきがありました。
今日のワークで出てきた神さまのことばは「人生、楽しんでいいんじゃよ」

 

最後にファシリテーターからは、
・自分で自分を癒す、ということを癖づけていくことが大事

・自分の状態を整えることが大事 余白を作ったり、コーヒータイムやリラックスタイムなど、どうしてもついがんばってしまうので。

・神さまことばを考えた時、それだけ心をこめたということは、それだけ自分ががんばっているということ。
がんこ親父が激しく来た時って、より深く受容できるチャンス

というフィードバックがありました。  
いつもながら、この最後のシェアタイムでのみなさんの気づきで、よりいっそう深まっていきますね~

 

次回は自己受容の続き、「自分への手紙」です。(A.M)  

 


【次回のお知らせ】 3/8(水) わたしへの手紙

時 間:10時~12時

参加費:2000円

定 員:20名

講 師&ファシリテーター
守安あゆみ(認定子育てHATマイスター*/NPO法人コクレオの森副代表理事)
坂本田鶴子(認定子育てハッピーアドバイザー*/コーチ・カウンセラー)
植木尚美(認定子育てハッピーアドバイザー/ことの美代表)
小野淑子(認定子育てハッピーアドバイザー/NPO法人コクレオの森理事)
*子育てハッピーアドバイスの著者である明橋大二医師が提唱する一般社団法人HATの認定資格

参加申し込み者に、個別にzoomのURLをご連絡いたします。
9:45から部屋を開けます。9:55までに入室してください。

お申し込みはこちら 【オンライン開催】こどもの森のハッピーアドバイス 「これで決まり!わたし丸ごとオッケーのコツ」

<キャンセルについて>
開催日前日の16時までにご連絡ください。
Peatixのキャンセルポリシーに従って手続きを行います。
ご連絡なき場合、キャンセルは致しかねますのでご了承ください。
また講座がスタートした後からの返金も受け付けませんので、あらかじめご了承ください。