Manabeeプログラム Cグループ「みて みせて わたしのあたまのなか」

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共有プログラム C班 実践

2021年11月19日(金)

大阪と名古屋から集まった4人で

低学年向け共有プログラム「みて みせて わたしのあたまのなか」を実践しました。

 

このプログラムの狙いは、「自己受容」と「他者理解」でした。私たちの班は当日までに合計4回話し合いました。

【話し合った内容】
1回目 顔合わせ 狙いを決める。
2回目 どんな方法で、実践するか考える。
3回目 実践の流れ、時間配分、当日と実践発
表にむけての役割等を決める。
4回目 最終確認。
当日 事前に会ってランチ→早めに到着して
詳細な最終確認。その他に、選択プログラムのチラシやワークシート、デザイン等LINEで話し合って作成しました。

話し合いの最後には、次回話し合う内容を決めて、それぞれが案を持ち寄るということをしていたため、話し合いもスムーズに進むことができました。当日は、13人の子どもたちが参加してくれました。

【当日の流れ】

1.自分たちの自己紹介

2.絵本「すきなこと にがてなこと」

3.活動①活動は、4つのグループ(1グループ3.4人)に分かれて、活動します。

カードをめくって、書かれたお題について、絵や文字で表現する。また、理由もみんなに伝える。どんなお題が出てくるかは、お楽しみ。(休憩)

 

 

4.活動②
活動①の続きをする。抽象的なお題を増やしていく。

 

5.活動③
ワークシートに自分の「あたまのなか」をまとめる。
活動を通して、自分について気づいたことでもいいし、活動の内容をまとめたことでもいい。

 

6.まとめ
感想を伝える。

 

【工夫した点】

・初対面の子どもとの実践の中で、子どもたちと早く距離を縮めていけばいいなと思い、自分たちの名前がわかるように、ガムテで名札を作った。また、同様に子どもにも名札を作りました。→最初から名前で呼び合うことができ、リラックスして活動に参加することができました。

・活動する前の導入として「すきなこと にがてなこと」の絵本を読み、スムーズに活動できるようにしました。

→最初は、聞いていない子がいたが、だんだん真剣に聞く子どもが増えて、最後は静かになって全員が絵本に惹きつけられていました。

・カードの内容を3種類用意した。1つ目は、「どっちが好き?」というような質問カード。2つ目は「どんな時に〇〇になる?」というような質問カード。3つ目は「〇〇とは?」というような質問カード。最終は答えられやすい質問からだんだん深い質問に入っていくようにしました。

→子どもたちが活動に入りやすく、だんだん自分の内面を探っていくことができました。

・模造紙1枚に班のメンバー全員がそれぞれ表現できるようにしました。Manabeeのオンライン学習会で話があったように、表現の仕方は人それぞれ違うということに注意し、絵でも文字でもいいように、模造紙を用意しました。

 

 

 

→予想以上に、絵で表現する子と、文字で表現する子に分かれました。すごい速さで絵を描く子もいて、ほんとに人それぞれ表現の仕方が違うんだなぁと実感しました。また、文字でも絵でもないマークで表現している子どもたちもいました。(子どもってすげー!)カードのお題についてかいて、その理由を伝えるという活動が長すぎて、間延びしてしまったせいで、子どもたちの集中力や意欲が減っていきました。ずっと同じ活動をするのではなく、子どもが体を動かせるように違うやり方もすればよかったです。

 

 

【活動のようす】
子どもたちは、自発的にに取り組んでいました。何も言わなくても、お題は誰が取りにいくのか?、じゃんけんで決めたりしてスムーズに活動できていました。最初の簡単なお題では、例えば、「海か山どっちが好き?」という質問に対して「海!だって、海は泳げるし、泳ぐの好きやから海がいい!」と言ってすぐに海の絵を描いたり、「100年前に行ってみたい?100年後に行ってみたい?」というお題に対しては、「100年後!地球がどうなっていくのか知りたい!」と話していたり、自分の軸をしっかり持った子が多く、答えるまでに迷いがないようすでした。これは、普段から色んなことに興味を持って、調べたりして、自分なりに考えているからなんだと思いました。
次々、難しいお題を提示し、簡単なのと選んでいいことを伝えると、「やりたい!」と意欲満々でどのグループも難しいお題に挑戦しました。1年生から3年生が一緒に参加していたので、1年生は、言葉の意味がわからなかったり、漢字が読めなかったりした場面もありましだか、3年生の子がすぐに教えてくれていました。

【まとめ】
子どもが静かに話を聞けない、活動にちゃんと参加できないようすは、公立の学校ではありえない(すぐに注意される)が、これにはいくつかの原因があることが改めてわかりました。1つは、子どもが想像していた内容ではなかったこと。2つ目は、同じ活動をしていて飽きてしまった。ということです。最後は、自分で、どのプログラムに参加するか決めたが、思っていたのと実際の内容が違う場合があったということです。それはそれで、自分がどんなものに興味があったりないのかが、わかって良い経験となったと思います。
反対に、興味のある子は、プログラムが終わってもワークシートを書き続けていたり、まとめで感想を伝えていました。一人一人違うので、全員がそうゆう子どもではないのが当然なのですが、公立学校では、全員が同じゴールまでたどりつかせようと、やや強制させてしまったり、あの子は意欲がない、態度が悪いと見られてしまいがちです。そうゆうところで、子どもの自己肯定感は削がれていくんだなぁと感じました。
子どもとの新たな学習との出会いは提供しても、私たちはあくまで提供するだけであって、それを強制してはならないんだなと思いました。子どもがどう過ごそうが、そこに一人一人違う学びがあるということがわかりました。また、不思議なことに高学年になるにつれて、みんな落ち着いていくという話を聞いて、やはり、子どもが主体な学びは、大切なんだなぁと思いました。最後に、私たちは、「一人一人が違うこと」を子どもたちに気づいてほしいという想いで、一生懸命知恵を絞りプログラムを考えたのですが、そもそもこの活動をする前から、その考えがしっかりとこどもの森の子どもたちにはついていたことに気付きました(笑)こどもの森の子たちは、ほんとにすごいなぁと感心させられて終わりました。また、「自己受容」「他者理解」の2つを考えて実践しましだか、実際のところ、「他者理解」の面では、もっと子どもが出したことを深掘りしていくことをしていったほうがよかったなという点が反省としてあります。活動では、なぜそう思うのか、理由を聞く場面が幾度とあったのですが、理由を答えたら、次のお題を取ってくるという流れになってしまっていました。
また、1回のプログラムで「自己受容」と「他者理解」を同時に組み込むのは、時間的にも少し無理がありました。縁あって出会ったメンバー、そしてこのプログラムに参加できたこと、温かくサポートしてくださったスタッフの方たちに感謝です。たくさん学ばせてもらいました。まさに「Manabee」!笑ありがとうございました。