ミライの学校のつくりかた～コクレオの森ブログ～

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Manabeeプログラムが今年も始まりました！
第1回目のようすを、こどもの森でインターンをしてくれているふたばさんが書いてくださいました。
ぜひご覧ください(*^^*)

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Manabee５.15.2021

今年で４年目になる『学び場コーディネーターManabeeプログラム』

年間を通して、計４日間で４つのテーマ＜自己肯定感・自己決定・対話・ESD＞を学び、

後半には、共育プログラムをつくり、実際にこどもの森で実施するプログラムとなっています。

今年のタイトルは「主体的で対話的な深い学び～幸せな学び場・学校へ～」

昨年度同様、リアルとオンラインを融合させて行う予定でしたが、

昨今の状況を踏まえ、第１回目は完全オンラインでの開催となりました。

しかしながら、どこにいてもManabeeプログラムの講座が受けられるのは、

オンライン開催ならでは！

こどもの森のある関西のみならず、沖縄の離島からの参加者も…！

日本各地から、総勢３４名が集まりました。

第１回目のテーマは、『being～ありのままを受け止めよう～』

こどもの森の保護者であるよしゆきさんから全体の説明とスタッフの紹介が

ありました。

続いて、こどもの森スタッフののりちゃんの司会進行の下、

こどもの森の朝のはじまりと同様、『ハッピータイム』からのスタート！

ブレークアウトルームで６つのグループに分かれて始まりました。

※ハッピータイムとは、全員が輪になって座り、「今日みんなに話したいこと」を話す時間です。毎日必ずまわってくる、話せて聴いてもらえる時間になっています。

『ハッピータイム』で、今日みなさんがどこからアクセスしているのか、

お互いに分かったところで、コクレオの森副代表理事のあゆさんから自己肯定感についてのお話がありました。

自己肯定感とは「あるがままの自分でいいんだと思える心」のことで、

まるごと受け止めてもらえる体験を通して育まれると伝えていただきました。

特に「聴く」は、とてもパワフルな体験とのこと。

また、子どもの自己肯定感は親の言葉かけに大きく影響しているとのことでした。

しかし、普段の生活の中で子どもを受容しようと思っていても、むずかしい場面も…自分で自分に厳しい言葉かけをしていることがそんな場面につながっているそうで、大人の自己受容が子どもの自己肯定感につながっていたことに気づかせてくれました。

あゆさんの講座に続いて、こどもの森・校長のみほさんから事例紹介がありました。「ハッピータイム」「自由作文」「プロジェクト」「行事」の４つの活動を紹介しながら、お話いただきました。

お話から飛び出す、子どものエピソードとそれに対しての大人の考えに、「共感した」「気づきがあった」など参加者のコメントでチャットがにぎわいました。

質疑応答・休憩を挟んで、

再びあゆさんから、囚われのしくみについてお話がありました。

起きていることに対して感情がわいてきたとき、それが「〜べき」という囚われを持っているサインになるとのことでした。そこに気づくことがまず大切！とのことで、囚われの色眼鏡を一度外してみる「ゆるめるワーク」が始まりました。

ワークでは、日常にある「〜するべき」と書かれた囚われの事例を参考に、グループで気になる事例を１つ選びました。

そしてその事例に対し、「それは本当？」と自分自身に問いながら、６つのグループでの対話を通して、探究しました。

その後、２つのグループで、気づいたことを共有していきました。

グループ内での対話を重ねる中で、

『自分の「〜べき」に話をする中で気づくことができた。話すのって大事だなと感じた。』『（関わっている教育現場での）やる気がわいてきた。』

との感想があり、あっという間の３時間の講座が終了しました。

Manabeeプログラム初の完全オンライン開催でしたが、

今回の場を通じて、はじめましての方々との出会いや、成長した教え子との再会もあり、まさに「一期一会」の学びの機会となりました。

次回は、「学ぶと生きるをデザインする」をテーマに、

６月１９日（土）１４：００～１７：００開催予定です。

また皆さんと、思っていることや考えたことを話して聞いてもらえる場になればと思います。

(F.T)

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次回以降のお知らせ