2学期に入り、9月ももう半ばですね。
先日の9月9日(水)にオンライン講座で子育てカフェを開催しました。
2学期は「自己肯定感を育むためのコミュニケーション」
今改めて、基本を、1からお伝えしていきます。
「聴くこと」「伝えること」「受け止めること」「話し合うこと」
お互いに一人の人として尊重し合える関係を作り上げるためには
このコミュニケーションの基本をしっかりと学ぶことが大切です。
今一度、「基本」に触れるということで、
今回のテーマは「本当に子どもの話を聴けてますか?」
講師は坂本田鶴子さん。
たづこさんは普段プロのコーチをされています。
まさに聴き方のプロ。
なぜ聴くことがいいのか。
どんなふうに聴くといいのか。
たづこさんの「聴き方」の切り口はとてもわかりやすい!
オンライン講座ということで、今回も遠方の関東の方のご参加もあり、盛り上がり、学びを深める時間となりました。
「聴く」って、相手に興味をもつこと。
「どう考えてるのかな?」
「何を感じてるのかな?」
「すごく知りたい!」って
そんな風に思うこと。
そんな風に聴くことが、とっても大切。
そんな風に聴くと
不思議や不思議
色んなことが変わってきます。
元気のなかった子が、元気になっちゃったり
自信のなかった子が、自信をとりもどしちゃったり
落ちこんでいた子の目が輝きだしたりね。
これは、大人も子どもも同じです^^
今回もたくさんのワークをペアで体験していただくことによって、「聴く」ことの重要性を実感していただけたと思います。
ワークの中で、話を聴かれるとき、話を聴かれないとき
それぞれの時に自分が自分に貼るレッテルの違いに、改めて驚きました。
聴かれないことで、自己肯定感が下がり、
聴かれることで、自己肯定感が育まれる。
「聴く」ことは本当にパワフルで、人にエネルギーを与え、人をやる気にさせる。
ときには、「生きる命」を復活させることができる
そんなコミュニケーション
だからこそ、丁寧に心をこめて宝物のように扱うことが大切ですね。
そのためには、お母さん自身がストレスをためないことが何より大事。
「話を聴いてくれる人」を持つことのおすすめ
友人同士のグチ大会もOK.
「聴く」はパワフルなので、心の余裕がないとできない。
そして、意見が違っても、一旦は受け取る、そのあとで、自分の意見を伝える。そして、話し合いに進むプロセス。
最後のみなさんの感想を受けて、あゆさんからは
「聴けてない自分もOK.自分を否定しない。聴けていない原因は自分の中にある。今は聞けていないと認めるだけ。」
なんとも言えないじんわり温かいコメントでした。
どんな自分も丸ごとOKなら、相手にもOKが出せそうですよね。
つい、真面目な方は自分を責めたり、ダメ出しすることが多いと思いますが、
ゆったり、おおらかに毎日を楽しくすごしたいですね。(自戒も込めて〜)
以上、奥が深い「聴く」の学びでした。
また、来月も楽しみですね。
(N.U)
【9月からのこどもの森のハッピーアドバイス】
基本なので、何回聞いても聞きすぎることはないというぐらい、とても大切なことです。
お互いに一人の人として尊重し合える関係を作り上げるためには、
このコミュニケーションの基本をしっかりと学ぶことが大切です。
安心できる場で、参加者同士で語り合う中で、どうぞほっと一息ついてください。
ほっこり自由におしゃべりしていただく時間も設けます。
第2回 10/14(水)「本当に伝えたいことが伝わっていますか?」
第3回 11/11(水)「その子のそのままを受け止めていますか?」
第4回 12/9(水)「対話していますか?~対話とは自分も相手も尊重すること~」
参加費:1500円
講 師:守安あゆみ(認定子育てHATマイスター*/NPO法人コクレオの森副代表理事)
坂本田鶴子(認定子育てハッピーアドバイザー*/コーチ・カウンセラー)
*子育てハッピーアドバイスの著者である明橋大二医師が提唱する一般社団法人HATの認定資格
ファシリテーター:植木尚美(ことの美代表)
わたしはわたしでいいんだと思える心。
それが、自己肯定感です。
自己肯定感を持っている人は、
人生をいきいきと幸せに生きることができます。
子育てカフェでは、子どもの自己肯定感だけでなく、
おとなの自己肯定感も育み、
親子がともに生き、幸せになるためのお手伝いをします。
まずはおとながホッとして、肩の力を抜いてラクになること。
どうぞほっこりしにおいでください。