毎日アップデートされる情報と、
みなさんはどのように付き合っていますか?
そもそもニュース自体が
メディアのフィルターを通して送られているということもありますが、
今日はわたしたちの脳の仕組みという切り口でお話してみようと思います。
わたしたちの脳には「RAS(ラス)」という機能があります。
わたしたちが目や耳など五感でキャッチしている情報量はとても膨大です。
その中でその人にとって重要な情報のみを選別して脳に送ってくれているのがRASです。
つまり、RASは脳のフィルターです。
どういうことかというと、
たとえば、
あたなが新車を買ったとします。
するととたんに、街中にあなたの車と同じ車種の車が走っていることに気づきます。
これは、別にその車がいきなり増えたわけではなくて、
あなたのRASがその車種を重要な情報であると認識した、ということです。
(写真は7年前新車だった、担当の車。
当時、街はほんとにデミオであふれてました(笑) 担当主観による)
今、コロナ関係の情報は、世界中の人たちの重要な情報ですよね。
なので、ほぼすべての人たちのRASがそれを重要と認識し、
どんどんそのフィルターを通過させて脳に届けています。
わたしたちはいまや、コロナ関係の情報を、
意識しなくても受け取ってしまっているのです。
その中には、不確かなものや、誰かを非難するようなものもあるでしょう。
たくさんのネガティブな情報を受け取って、
不安になったり心が疲れてしまったりする人もいるのではと思います。
RASがくり返し届けてくることによって、
わたしたちの思考はより固定化されていきます。
不安な気持ちは、ますます不安になるような情報を引き寄せてしまい、
その結果、さらなる不安に陥ってしまうのです。
そこで、提案です(^-^)/
溢れる情報との上手な付き合い方、3つ。
①ニュースやSNSに触れる時間を減らす、または時間を決める
情報に触れる時間を、意識してコントロールしてみましょう。
そうすることで、無意識に心が傷つくことを防げます。
➁「この情報は本当だろうか?」と問う
ニュースの出どころを確かめてみましょう。
SNSなどで誰かが言っていたことは、
伝言ゲームのように内容が変わっている可能性があります。
信頼できる情報源のニュースを選びましょう。
➂ポジティブな情報にアンテナを立てる
誰かの役に立つものや、世の中をよりよくするための情報、
また、楽しいことやホッとするような情報など、
ポジティブな情報を見ようと意識してみましょう。
くりかえし意識することで、RASが働き始めます。
いかがでしょうか。
RAS機能を意識して使うことは、まさに究極の自分軸といえそうです。
RASについて詳しく知りたい方は、
書籍「ブレインプログラミング(アラン・ピーズ著)」がおススメです。
ではでは、
今日はこの辺で。
みなさま、どうぞくれぐれもお身体大切に。
P.S:
あまりに運動不足になったので、
今日から学校で昼休みに、オンラインラジオ体操を始めました(^v^)
画面越しに、数名の子どもたちとラジオ体操。
これがなかなかいい感じ。身体がすっきりします。
コクレオの森
子育てカフェ担当 守安あゆみ