森のアトリエin里山~木工の巻~

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今日は黒川公民館へ野間の大けやきのあるけやき資料館・グリーンウッドワークの平田さんにお越しいただき木工を楽しみました。黒川公民館とけやき資料館はありなしの道(約4K)でつながっていますが、今日は平田さんと私たち、人がつながりました。

早速、木工作業開始。グリーンウッドワ-クは生木を電気を使わず手と道具だけで作っていきます。皆さんがまたがっているのは削り馬!馬が万力のような役目をして木を抑え、空いた両手で刃を持ち削っていきます。サクサクと削られるのは快感です。

 

出来上がったのは色鉛筆!木の形が活かされ、それぞれの形がすてき!

こちらは、のこぎりや釘を使って”コロコロ転がるおもちゃ”や自分のイメージしたものを作っています。「僕は大工さんになる~」と断言する人もいました(^^♪

ランチは知明湖キャンプ場へ移動して、火熾しから団子汁作り。2回目の森のアトリエですが、続けて参加される方が多く、それぞれの仕事が極まっていきました。そして、とうとう鍋奉行ならぬ火奉行が現れる!大人の仕事が極まっていくと、自然に子どもたちがついてきます。

美味しそう(^^)/

美味しい団子汁のあとは、おやつタイム

モノ作りは、何かに刺激されたり影響を受けて作りたいという衝動があり、そしてその試行錯誤のなかで、わくわくしたりドキドキしたり、自分のなかにある個性の種と出会うこともあるでしょう。分業や効率化が進む日常の暮らしでは味わえない初めから終わりまでの過程を、開放感たっぷりの里山で体験できるのが”森のアトリエ”の醍醐味だと考えています。今回は「ぼく大工になる~」の一言がうれしかったり、技を極めつつあるおとなの仕事が光っていました。これからも緩やかに森のアトリエin里山を行いたいと思っています。(YN)