初めての里山スクール「泉」には、中学生が４人集まってくれました。
少し緊張した面持ち。
はじめのハッピータイムは、自己紹介です。
「好きなペンと紙を一つずつ取ってきて〜。」
アトリエにいっぱいある紙とペンを眺めてもらって
一つを選んでもらいました。
みんなの選んだ紙とペンを使って
名前、学年、出身、読んでほしい名前を簡単に交流です。
交流しているときに、里山センターの話が出たので、まずは施設を少し案内しました。
それから、お料理です。
今回は味噌汁。
包丁を使って、玉ねぎやじゃがいもを切る。
切り方はお任せです。
でも、さすが中学生。
手早くあっという間に材料を切って煮込んでいました。
じゃがいもの方はすごく細ーく切ってくれた人がいたので
それはチーズをかけて食べよう！ということにしました。
道具の準備から、味見、最後の片付けまで全部自分だちで。
自分でつくったら美味しいよね〜と言いながら仕上げをしていました。
ランチタイムの後は、この後はちょっとした会議。
山に行くか川に行くかどっちか決めようということになりました。
今回は、みんなどっちでもいいよ〜とのこと。
まだみんな少し遠慮がち。
「すみちゃんは？」
と聞いてくれたので、私は山だというと山コースにあっさり決まりました。
山の風はとても気持ちいいのです。
みんなでいろんな話をしながら歩きました。
中間地点まで来たら、一つ遊びを提案。
みんなで「だるまさんがころんだ」です。
アウトになっちゃった人は質問カードを一枚引いて答えるというもの。
これがめちゃくちゃ楽しかったです。
アウトになってしまっても
「好きな食べ物は？」みたいな質問なので大丈夫。
体を動かすことで、よりオープンになれる時間でした。
その後はアトリエです。
早速段ボールを手に取り、何やら作り始める人。
木工室の材料を集め始める人。
久々の運動に疲れて、床で休む人。
ひたすら歌っている人。
本当にみんな過ごし方はバラバラで
本当に自分の心地いいを過ごしているのだなと感じました。
最後の振り返りの時間は、自分から進んで話してくれました。
「じゃがチーズ美味しかった。」
「料理とか楽しかった。有意義な時間が過ごせた。」
「想像より楽しくて、アトリエが楽しかった。没頭できた。」
「散歩、楽しくて。またこれたらいいな。」
今回の『泉』は
この里山の自然と、集まったみんなと知り合う時間。
ゆったりと味わう時間となりました。
いろんな話をしたり、活動をしながら
「正解はないよ〜。」
「選択権はみんなにあるよ〜。」
ということを伝えていたように思います。
朝にエントランスに集まったみんなと
帰るときのみんなは
全然違って見えて
また会いたいなと心から思って手を振りました。