オンライン学習 ~こんな感じで始まった 準備編~

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まずは、方向性を定める
コロナウィルスの感染拡大を受けて、4月3日にスタッフ会議を開きました。
そこで話し合われたことは、感染拡大が進む中で子どもたちの通学と入学式・進級を祝う会をどうするのかということと、緊急事態宣言が出た場合は、それらをどうするのかということでした。

子どもたちの通学については、完全に休校にした方がいいだろうとか、オンライン学習をするにも準備がいるから2週間は休校にして準備にあてた方がいいとか、いろんな意見が出ましたが、いつ収束するのかがわからない中で、「最大限学びを保障する方法を選択しよう。」「オンライン学習をやったことはないけど、やってみないとわからないから、不完全でも初めてみよう」ということになり、4月3日の時点では、以下の方法をとることが決まりました。

①満員電車を避けるために、1学期の間は、時間変更・短縮バージョンの時間割で学習する。
②オンライン学習と通学の両方を用意し、各家庭に選んでもらう。
(一日ごとでも、午前・午後で分けて選択してもらってもいい。)
⇒この場合の把握は、事前にGoogleフォームで行う。
③緊急事態宣言が出た場合は、オンライン学習のみとする。

入学式と進級を祝う会については、いろいろ話し合った結果、以下のことが決まりました。

①人口密度を考慮し、午前に新入生とその家族のみの入学式。午後に在校生のみの進級を祝う会を開催する。
②登校して参加するのかオンライン参加のどちらかを選ぶことができる。
③緊急事態宣言が出た場合は、オンライン参加のみとする

緊急事態宣言が出ることがわかり、オンライン学習のみのバージョンで準備をする
こうして4月8日の開校に向けて準備をしてきましたが、残念ながら、4月6日の時点で「緊急事態宣言が明日出る」ということがわかり、緊急事態宣言が出ている間は、全てをオンライン学習に切り替えることになりました。

4月6日の時点で、スタッフで手分けをして、全家庭に電話連絡をしました。オンライン学習になることを伝え、家庭での学習のサポートがどのくらいできるのか、オンライン学習の環境は整っているか、コロナウィルスの感染拡大を受けて困りごとが起きていないかなどのヒアリングを行いました。

次いで4月7日。オンライン学習ではZOOMを使うことにしたので、子どもたち一人ひとりとZOOMをつないで操作ができるかの確認チェックを行いました。きょうだいで通学していて、機器が足らない家庭には、学校のPCを貸し出しました。

オンライン入学式については、こちらのブログをご覧ください。

初めてのオンライン入学式 

こうして始まっていった、オンライン学習。
その詳細についても、またここで報告していきたいと思います。(藤田 美保)