2024/07/20イベント情報
人は古くから山に入り、 山の恵みを食料や資源として使ってきました。
川西市黒川地域は特に菊炭の生産地として有名な場所で、 菊炭の材料であるクヌギを育てるために人が常に手入れしてきたことから、「日本一の里山」と呼ばれています。
里山林は人が間伐や下草刈りをすることで新しい木が育ち、 木々は土砂の流出防止、地下水の水量調整、 生物多様性など多機能に働いています。
しかし、1960年代から燃料が炭から石油や石炭に替わったこと や、安い外国産の木材が手に入るようになったことなどから、 里山に人が入らなくなりました。 それにより鬱蒼とした木々が生い茂る、 荒廃している山も少なくありません。
今回は針葉樹の人工林から広葉樹の里山林へ展開し、 里山本来の力を取り戻すことで、小さな生業の創造、減災、生物多様性の保全などを目標に、作業をしていきたいと思います。
【日時】
①5月18日(土)、②7月20日(土)、③9月21日(土)、 ④11月16日(土)、⑤2025年1月18日(土)
時間はいずれも10時~15時
(荒天の場合は翌日日曜日)
※保険申請の関係で、各日程の4日前(イベントの週の火曜日)までに受付を締め切ります。
詳細は、こちら。