こどもたちが自由遊びに没頭している間、おとなのじかんでは、いつもと少し違うことが起きていました。
「ハッピータイム、今日はこのまま進めましょうか。」
ハッピータイムとは近況報告みたいなもので、その場もあたたまりみんなのことも知れる、ということで毎回最初に行っています。
子育てカフェ担当のあゆさんも、お手伝いのみっちゃんもみんなで輪になってお喋りをする時間です。
前回は、ゆったり一時間みんなでお喋りをしたというこのハッピータイム。「あの時間良かったよね~」というみなさんの感覚も受けて、今日もゆったりやりましょうか、ということで、みんなでワイワイ。
今日は園の運動会と重なっており人数も少なかったため、いつも以上にお話も活発に。
「それでね、こういうことがね、」
「そうだよね、ああだよね。」
「それってこういうこと?」
「あ~わかる!こういう時って・・・」
お話も尽きず、そして気が付けば、お昼ごはんの準備30分前。
実はこの日のハッピータイム、ただのハッピータイムではありませんでした。
参加がみなさん女性だったこともあり、この日の話題はというと、
女性の働き方の問題
これからの社会変化にどう対応していけばいいのか
など、それはそれは盛り上がり、話はとどまるところを知らず・・・!
そんな中、ご自分と親との関係について長年悩み続けてこられたこと、自分とも親ともたくさん向き合ってきたことなど、内面に触れるお話まで飛び出しました。
1時間ほどで終わる予定だったハッピータイムは、とうとうおとなの時間全部を使ってしまうこととなりました。
こんなふうにみんなで相談して予定をフレキシブルに変えていけるのも、そらのいいところ。
そして、自分のことや親のこと、内面の深いところまで話せるようになっている、そらの雰囲気。
そらを通じて出会い、6月から月二回一緒に時間を過ごしてきたみなさんの信頼関係が、確かにできあがってきていることを実感したおとなの時間でした。