9月2回目のそらは「台風が来る前に稲刈りをしよう」ということで、急きょ予定を変えて稲刈りをしました。稲は「森のアトリエ」で小学生たちが植えてくれたものです。
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スタッフから稲刈りの仕方を聞いた後、さっそく田んぼへ。他の田んぼもコンバインが入り、稲刈りが始まっていました。
「この稲の穂にお米が入っているんだよ~」と話しながら、親と子でクワを持って稲刈りが始まりました。黙々と稲を刈っていく人、稲を束ねている人、カエルやアカハライモリやカマキリを発見して捕まえる人など、それぞれ楽しんでいました。「足が抜けない~」と田んぼに長靴がハマってしまうのを楽しんでいる人子もいて、あちこちで笑い声が聞こえてきました。

刈り取った稲は狭い道をバケツリレーの要領で運びました。束ねた稲はたくさんあり、上から次々降りてくる稲の束を「まだまだ来るね」「こんなたくさん刈ったんだね」といいながらみんなで協力して下ろしました。なかには「がんばれ!がんばれ!」と応援の声をかけてくれる人もいて、微笑ましい光景となりました。

バケツリレーの後の道は白のシートに稲をのせてみんなで「わっしょい!わっしょい!」と言いながら稲を運びました。急な下り坂もあり、難しい場面もありましたが「こんなふうに運んだらいいんじゃない?」、「こっちの方が重たいから私がこっちを持つね!」とみんなで相談しながら協力して運ぶことができました。最終的には公民館まで運び、稲を棒にかけて干しました。

稲刈りの後はウッドデッキでお昼ご飯を食べて休憩。夏の暑さが通り過ぎ、心地よい環境で食べることができました。

午後はオシロイバナ研究室とアトリエタイム。研究室の人たちはオシロイバナをすり鉢でつぶして、重曹やアルコールを入れて色の変化を楽しみました。また風が強かったのでスズランテープで風の動きを見たり、紙ひこうきを飛ばしたりして遊びました。アトリエは朝にスタッフと子どもたちで廊下に作った川や山に合わせて、プラスチックカップでクラゲを作ったり、布やフェルトで魚を作ったりしました。それ以外にも川で生き物探しをしていた人もいました。

最後の振り返りでは作った作品を発表しました。「稲刈りが楽しかった」「紙ひこうきがくるくる回って不思議だった」と感想を言ってくれる人もいました。
里山は夏から秋へ色が移り変わり、過ごしやすい時期になってきました。秋の里山も楽しみたいと思います!(HO)


昨年度の様子を動画で配信中です!
https://www.youtube.com/watch?v=QsfVVL8ZwWs&t=27s