秋色のそら10月2回目のそらは、サツマイモほりと栗皮染めをしました!朝、到着した人から、栗の渋皮染めのために布を輪ゴムで縛り、模様をつける準備をしました。
「ここを縛ったらどんな模様になるのかな?」「何色になるのかな?」とできあがりを楽しみに、縛った布を栗の渋皮(と少し玉ねぎの皮)を煮詰めた鍋に沈めました。

朝のハッピータイムのあと、お芋ほりをしたい組と桜の森までハイキングしたい組に分かれてそれぞれ出発しました。
「お芋ほり組」は黒川地区に住むはたさんの畑へ。畑に着くと、既にツルを切ってくれていたので、残ったツルの下を掘るところから作業しました。掘り進めて行くと大きなおいも、細長いおいも、小さなおいもと大小それぞれ出てきて、一つ出てくるたびに「大きいね」「まだまだ下にあるよ!」「何にして食べよ~」と嬉しそうな声が聞こえてきました。たくさん掘れて大満足でした。


「桜の森までハイキング組」は、虫を探したり、景色を見たりとゆっくり歩いて、桜の森まで行きました。クワガタを見つけたり、木のウロにスズメバチを見つけたりとたくさんの発見がありました。お昼ご飯はサツマイモとすいとんのお味噌汁をウッドデッキで食べました。お昼ご飯を食べたあとに「もう一度トカゲを探したい!」と、公民館の石垣でトカゲが穴から出てくるのを静かに身構えている人もいました。トカゲはすばしっこくて一度捕まえたけど逃げちゃったそうです。

午後のアトリエタイム、第一弾は染物です。栗の色を出したい人は重曹液を、玉ねぎの色を出したい人はミョウバン液につけてから、水ですすいで乾かしました。栗の色はピンク、玉ねぎは黄色に染まりました。

工作、木工では、どんぐりでコマやトトロを作ったり、ダンボールを組み合わせてサッカーゴールを作ったりして遊びました。紹介しきれないですが、アトリエではいつも想像豊かな作品ができあがります。この時間外でまったり遊んでいる人たちもいました♪

最後の振り返りでは、「カマキリを見つけたよ」「お芋ほりが楽しかった」等々感想を教えてくれました。プラカップと木の実で太鼓を作った子は、太鼓を演奏してくれるということだったので、みんなで「カエルのうた」を歌うと、曲に合わせて太鼓をたたいてくれました。なんだかみんなで一つになれたような、そんなあたたかな空気感がありました。

次はどんな発見があるかな?里山で好きなことを楽しんでいる「そら」の親子です。(HO)