1月の黒川は雪が積もる日もあり、そらの日はどうかな?とドキドキしていましたが、今日は道路が凍結することなく、暖かい日差しの中で過ごすことができました。

朝のハッピータイムでみんな元気なことを確認したあとは、すいとん作りやたき火の火おこしです。

お昼の味噌汁に入れるすいとん作りは、小麦粉をこねたのを小さくちぎって丸めました。100個はできていたかな~

たき火の人たちは、どうしたら火がつきやすいかを考えて、燃えやすい木の枝を探したり、新聞紙や枝の置き方を工夫してみたり、みんなで協力して火をつけました。火が付くと大人は火の周りで暖かさにほっこりしていましたが、子どもたちは下に流れる小川の様子を見に行っていました。寒くても元気いっぱいです。

今日のおやつは、マシュマロを火であぶってトロっとなったらクラッカーにサンドするマシュマロサンドでした。おやつを頬張る顔はどの顔も「おいしい」という表情になっていました。

さて、山散策へ出発~」
ゆったり歩きの人たちは「冬の間、虫はどこにいるのかな?」「カブトムシは今頃幼虫でどこかにいるのかな?」と探しながら歩きました。枯れ枝が積みあがっている場所があったので、枝を少し解体してみると中に小さな黒い虫や細長い幼虫がいました。でもどちらも全然動きません。「虫さん、お休みしているんだね」「そのままにしておいてあげよう」と話をして、元のように戻しておきました。

身体を動かしたくてうずうずしていた人たちは、崖上りに挑戦したり、枝や木の実や大きな落葉を拾ったり、池に氷がはってあるのを見つけ「アイススケートできるかな?!」「池触りたい!」などとつぶやいたり…、冬の山は、葉っぱが落ちて遠くまで見えるので、また少し雰囲気が違うことを感じました。

お昼はすいとん味噌汁と各自持ってきたお弁当、そしてたき火で好きなものを焼いて食べました。「みんなで食べるとおいしいなぁ」「ほんまやなぁ」としゃべりながら温かいお昼をおいしくいただきました。

午後のアトリエは、木工、工作、凧作り、羽子板作りと羊毛フェルトコーナーで、それぞれのアトリエ時間を楽しみました。

作品が出来上がったあとは羽子板で羽根つきをしたり、出来上がった凧を持って走ったり、板で作ったスマホで「もしもし?」と話したりそれぞれ楽しんでいました。

終わりの会では、「マシュマロがおいしかった」「羽子板づくりが楽しかった」とふりかえったり、アトリエでできた作品を発表したり、絵本を読んでもらったりしました。今日も楽しい時間をすごしました。(原・大橋)