わたしたちスタッフは、毎回のそらが終わるたび、その日の振り返りやこどもの様子を共有しています。先日の振り返りにて、「えええー(^^)!」と思うことがあったので、今日はそのことを。

 

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陽射しがあったかくて気持ちの良かった外遊びでのできごと。太い木の狭間に小さな小さな芽を見つけた男の子。虫メガネを片手に、「見て見て!」という声に他の子たちも集まってきます。

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すると、この男の子。ファンタジーの世界にどっぷり浸かり、あるお話が始まります。

(男の子)「あんな、これな、水やってな、芽が大きくなったらな、冷蔵庫の木になるんやで。」

(スタッフ)「そうなん~」

(男の子)「そうやで。キャベツがほしくなったらな、出てくるねん。」

(スタッフ)「そっか~。キャベツの他には何か出てくるの?」

(男の子)「んーとねえ、お金!」

(スタッフ)「そっか~お金かあ。」(お金かい・・・!)

(そばで見ていた女の子)「ねえ、ゆきちゃん、お金が出てきたら何したい?」

(スタッフ)「何したいかな~。幼稚園作りたいなあ~」

(女の子)「それじゃあ早速みんなにお知らせしなくっちゃね!畑もいるよ!大根とか育てるの。それでお味噌汁作るの!」(いつものそらのスタイルを思い浮かべてるのかしら・・・?)

 

女の子の頭の中にはもうすでに「幼稚園」ができているようです。

 

そんなおしゃべりをしながら学園まで帰り、お昼ごはんの親子のじかんの時です。その女の子がスタッフの耳元でこう言ってきました。

 

「さあ、始めるよ!」

 

・・・!

 

「みんなにお知らせしなくちゃ」は、今だ!と思ったのですね。

 

なんとも温かい気持ちになるエピソード。小さな小さな芽からこんな話になるとは思いもよらず。

子どもの観察力や想像力には、ハッとさせられますね~

 

 

その一方で大人のじかんでは、よーちゃんから、「選ぶことは自分を感じられること」 となんとも素敵な名言が。

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この日は、「冬のお楽しみ、毛糸で遊ぼう!」がテーマ。こんなたっくさんの毛糸からどれにしようか選ぶ時間、それって自分の表れで、選ぶというだけの行為でも自分を感じられるよねと、よーちゃんらしい語りの中で、親御さんたちは選ぶ楽しみ、編む楽しみを充分に味わっていただけたようでした。

 

日々子育てに奮闘する毎日。こういう時間でほっこりしてもらえるの、嬉しいな。

 

パパにも好評だったみたい!(^^)

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(まいちゃん)