今日の「そら」は暑くなく寒くなく過ごしやすい気候でした。田植えが終わった頃に吹く”節の西風”は、あっという間に染め紙を乾かしてくれました。次はこの紙でうちわを作る予定です。
里山散策タイム
田んぼの側を歩いていると、一人の子が「へびがいる!」と教えてくれました。指さす方向を見ると、細長いへびが田んぼの中でくねくねと泳いでいました。「あれは何かをねらってるんちゃう?」「おたまじゃくしを食べる気だ!」じーっと観察していると、へびはかえるを捕まえて締め上げました。そして、そのまま土手にカエルを放って、またスルスルと動き出しました。「なんで食べないんやろう」「後で食べるのかな」「あのカエルは死んだのかな」みな、真剣な表情でへびの行動について考えていました。
他にも、テントウムシやモンシロチョウ、不思議なケムシなどを見つけました。先日遊んだ田んぼにはオタマジャクシ、カエル、ヤモリ、透明なエビの形をしたホウネンエビがいました。生き物を発見するたびに、「これは何だろう」と顔を寄せ合っていました。
崖登りに挑戦中!
崖登りをしたいというのは共通の思いだけど、コース取りはそれぞれ~土の状態や得意な体の動かし方、ロープや木の根っこ、あるいは足の踏ん張りだけ…瞬間々にいろんな選択と判断をしながら登っていました。
午後のアトリエタイム
すてきなやりとりがありましたよ~。朝のハッピータイムで「明日誕生日です!」と教えてくれた人がいて、それを覚えていた人がドングリや木の枝を使ってケーキを作成してプレゼント!そして、「お返しに」と自分の木工作品を渡していました。
「そら」は午前はアウトドア、午後はモノ作りの活動を行っています。このリズムが繰り返され、ランチの後は、大人も子どもも自然にモノ作りが始まっています。自分の手から生み出される作品は愛おしい~モノ作りはいと楽し!(SN&YN)