里山に初雪…暦は立春。うっすらと雪化粧になったものの積もることなく、いつもとは違う暖かい里山です。さて、そらの始まりは、おとなもこどももそれぞれに…、 いつもの空間と時間が皆さんを迎え、月2回のリズムのなかでそれぞれのやりたいことが生まれています。
こどものじかんは、朝ドラ”スカーレット”の信楽の粘土が登場。実は、ここ黒川公民館もロケ地として使われました(^^♪
「わぁ~冷たい」の後は、無言になっていく人たち…陶芸作家さんがたくさん生まれています。そして「濡らしたい~」手のぬくもりで土が乾燥してきたようです。作る過程(感覚)から必要なもの(発見)がでてきました。
さて、今日のおやつは焼きリンゴ🍏 火を熾して火種を作り、ロケットストーブを点火。火は風とともだち…小さい火種からうちわで風を起こし火を大きくしたり、枯葉や小枝を集めたり…それぞれの仕事を見つけていました。焼きリンゴの熱くて甘くて美味しかったこと(^^♪
散歩は、黒川公民館の裏から旧段々畑へ。アップダウンの地形や小川、枯れ木、大きなブロックなど興味の対象は…やっぱりそれぞれでした。
黒川公民館で始まった里山での「そら」も残り少なくなってきました。日常とはちょっと違う月2回の活動がそれぞれの生活リズムのなかにあればいいなぁ~。そらで「あれをしよう!」「あれをしたい!」…そんな環境をこれからもつくっていきたいと思っています。今日も楽しい時間をありがとうございました。(YN)
おとなのじかんは、今日は子育てカフェ。 子育ての基本の話「自己肯定感の育み方と甘えの大切さ」をお伝えしました。
後半は2グループに分かれてフリートーク。 弟が世話を焼かれているのを見て赤ちゃん返りしているお兄ちゃんにどう接したらいいのか? という悩みに対して、それは甘えたいサインだからしっかり甘えさせてあげたらよいこと、甘えさせないといけないと思って親が無理しすぎるのは親にとってしんどいことなので、無理な時は他の人に代わってもらうとか別の方法をとるといいというアドバイスをしました。 また、 子どもがアレルギーがきつく、おばあちゃんにうまく伝えられず悩んでいるという声も聞かれました。 他にもお子さんにアレルギーがある人がいて、うちではこうしてるよ、という声がありました。 アレルギーのある子どもはどうしても「自分だけ食べられない」という疎外感や否定感を持ちがちになるので、まずはやはりできるだけ周囲の人(特に身近なおじいちゃんおばあちゃん)に理解を求めることが大切だよね、という話になりました。
参加者の感想 ・ただしてあげるだけでなく、聴く、いったん受け止めるということが大切だとわかりました。 ・きょうだいでどの子が1番ということはなくて、主張してくる子を1番にしがちだけど、みんなの話を平等に聴けたらいいなと思いました。 ・おとなの都合を優先してしまうことが多いのだけど、工夫して子どもの話を聞くようにしたいと思います。 ・子どもが甘えてくることは、ある意味いいことなんだなあと思いました。 ・自己肯定感はおとなになってからも大事だなと思いました。自己肯定感がないとなかなか他人を受け入れたりできないのではないかと思いました。 (AM)