来年度クラスに向けて、体験の人が増えています。旅立ちと出会いの「そら」です。
いつものように、家具に並べられたおもちゃと手仕事をするスタッフがこどもたちを迎えます。
一緒に来られたお父さんやお母さんは大人の部屋へ、体験でドキドキの人は親子一緒にこどもの部屋へ。
それぞれの時間の流れで、「そら」の時空間を「私」と調和させていきます。
スタッフが作り始めたケーキつくりに興味を持つ人、親子でじっと周りを見つめている人、
来る前から遊びを決めていてそれを始める人…。
仕事のテーブルでは、おやつ作り。今日は、長野のグリーンヒルズ小学校からいただいたリンゴのケーキ!
コックさん顔負けの手つきです。
ケーキの後は、味噌汁に入れる野菜切り。今日の野菜はこんな感じ…美味しそう(^^♪
玉ねぎは美味しいけれど、“玉ねぎの汁光線”が恐れられています(*_*)
アトリエのテーブルでは、年長さんが「思い出作品」の仕上げをしたり、にじみ絵をしたりしています。
“遊び”のエンジンも快調、おみせやさんや家が出来ています。
こちらは泥コーナー。左官屋さんの手つきも板についてきました。
リンゴケーキが焼き上がりました。
ホールケーキを切り分けていきます。まず2つに…「足りないからもう半分にして」「まだまだ半分」…。生活の中で一番身近な“かず”は割り算。割り切れるとか、余るとかそんな体験が学習につながる‼ byスタッフよーちゃん
北公園へ!!
竹藪を抜けるとそこは…。そんな場所が数か所あり、イマジネーションを駆り立てます。
春うららかな日差しのなか「まだ帰らない~」の人たち続出。おやつ食べすぎたかなぁ~。次は少しにしよう。(スタッフのふりかえり)
今日は1.2.3月生まれの誕生会。6歳と3歳を迎えた人たちが、お父さんやお母さんから生い立ちをみんなに話してもらってとてもうれしそうでした。お誕生日おめでとう💛
(YN)
さて、おとなの時間は…。
これまでがんばってきた自分自身へ、もう一人の自分が心を込めて手紙を書く、そんなワークショップです。
① 自身の強みや好み、やりたいことを書き出し、②これからどんな自分になりたいかをイメージしてもらって、
この二つを材料にして、自分をねぎらい、勇気付ける手紙を書きました。コツは、自分を他人と思って書くこと。ちょっと上空から自分を眺めて見ること。みなさん、静かに手紙書きに没頭されていました。
そして最後に、お二人の方が書かれた手紙を読んでくださいました。「よくがんばったね」「大丈夫だよ」「大好きだよ」そんな言葉が並び、書いてくださった人も聞いていた周りの人も涙がこぼれ、とても温かい雰囲気に包まれました。
参加者の方の感想です。
★「今の自分とこれからの自分がはっきり見えてきて、心がスッキリした。人前で涙が出ると恥ずかしいけど、涙って心をスッキリさせる。このそらの時間がすごく大事です。」
★「自分への手紙を書いていると涙が出てきて、でも「こんなことで泣くなよ」と自分にツッコミを入れている自分がいた。まだありのままの自分の心をまだ出せてないんだなと、手紙を書きながら思いました。自分と向き合っていく機会を持てたらいいなと思った。」
★「自分のいいところたくさん書けて、私、結構いいとこあるなあって思えた。これまで「負」に思えていたことも改めて考えるといいことだと思えた。こういう場を今後は自分も作れたらいいなと思った。」
そらに来て、和やかで安心できる空間で「ありのままの自分で在っていいんだ」という感覚を体験していただくこと、その感覚を日常の中で思い出して、1分でも長くみなさんが自分自身で在り続けられるようになること。
それが、そらのおとなの時間の目的です。
(AM)
2017年度は、3月24日が最後となります。旅立つ人たちを見送り、2018年度は5月12日よりスタートします。
説明会を4月21日に行います。詳細は、HPをご覧ください。