今回の話題提供者は、上田信行さん。『プレイフル・ラーニング』などの著者で、同志社女子大学現代社会学部教授をされています。
まずは、MITもビックリのアニメーションを、子どもが作るというワークショップの動画をみました。
子どもたちが躍動し、プレイフルに学んだ様子を見た後に、お話が始まりました。
21世紀の教育に大切なのは何か。 “Sprit of YET” まだまだやれる、という精神。チャレンジしてけること、それを楽しめることが大切。
ポジティブな心理。
今がどんな状態であれ、とにかくハッピーな気持ちになってみる。そこからポジティブな気持ちが生まれてくる。プレイフルホルモンがある。 「効果」を求めるのではなく、まず楽しいことが大切。本気でやることが楽しい。そこに学びが溢れている。
脳はだましやすい。楽しいと思えば楽しくなれる。ということで、
飛び上がって楽しむ、とにかく笑って話してみる、というワークをやりました。 本当に楽しいです。 こんな賑やかな教育カフェマラソンは初めてかも…!?
上田さんは、セサミストリートに触発されてアメリカへ。そこでハーバード大学に合格する。 英語もできないような状況からの合格で、周囲の目も大きく変わった。 本物のプロから学べる環境だったそうです。
学んだ後はプライベートなお話ができるような学習環境を経験し、たくさんものを吸収。
作っている人が、本当に楽しんで作っている。それがセサミで見た原風景でした。
今回の熟議のテーマは 「楽しさが全て」かどうか?
楽しさや面白さについて、本気で対話してみました!
各テーブルで、頻繁に笑い声が響くような、楽しい感じの対話になりました。
元気な模造紙ができました!
そしてシェアの時間。
今を楽しむこと、いろんな楽しみ方があるということ、ポジティブ・ネガティブ、メタ認知。悲しいことも楽しむこと。 寸劇で全体シェアをするという初めての試みもありました!
最後に上田さんからのまとめの言葉。
メタ認知をして、楽しむ。 そうなってしまうまで、演じきる。
変化を楽しむOSをインストールする。 人生を棒にふる、楽しい!会社が倒産する、楽しい! そんな、ありきたりではない、感覚。
クリエイティブ・ディストラクション。 失敗しても大丈夫、立ち直れる。
レジリエンス、しなやかな強さ。
1人ではなくつながり合って。憧れの人に近付いて、憧れを共有して実現していく。 そんなことができる憧れの場所が学校。そんな場を作ろう。
勇気も元気も出る、素敵なお話でした♪(J.S.)