第5回教育カフェ・マラソン~吉田 敦彦さん


今回、話題提供者としてお越しいただいたのは、大阪府立大学教授であり、京田辺シュタイナー学校理事の吉田敦彦さん。

シュタイナー教育や京田辺シュタイナー学校での取り組みについてのお話から始まるかと思いきや、今回は、吉田さんの高校時代にまで遡って、現在の活動へとつながるご自身の経験や出会いについてのお話が中心となりました。
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穏やかな語り口ながら、熱い想いが、じわりじわりと聞き手に染み込んで来るような、あっという間の40分(超)でした。

お話の詳しい中身は、ここではおきますが、一元的な価値観とそれに基く教育が、受け手を深く傷つけ、損なうということが、えんえんと繰り返され続けているのだということを改めて確認し、自分自身も原点に帰る思いでした。
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その後、参加者も交えての熟議テーマ決め。
「多様な学びとシステム」がテーマとなりましたが、もともと時間が押していたところへ、このテーマ決めに思いのほか時間が掛かり、熟議時間が非常に短く…。

私がファシリテーターを担当したテーブルでは、ひと回り意見を言えるかどうか、ぐらいの所で1回目は時間切れに。
2回目は少しでも発言時間を確保すべく、自己紹介を省いたりしましたが、やはり話したりなさが強く残ってしまいました。

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参加者の話したりなさを映してか、いつも以上に、終了後の会場での小さな輪が消えない状態が続いていました。
熟議に「話したりなさ」はつきもの、というより「話したりなさ」を生むこと自体も目的のひとつ、とも個人的には思っていますが、やはり、もう少し工夫しないといけませんね。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
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