第30回の教育カフェマラソン
今回の話題提供者は、ファザーリングジャパン関西の副代表 和田憲明さんにお越しいただきました。
まずは、和田さんのお話を40分お聞きしました。
テレビ会社のカメラマンだった和田さん。 疑問を持たずに、結婚しても自分が働き続けるものだと思っていたそうです。 和歌山のカレー事件、何か月も容疑者宅の前でカメラをかまえていたとき、犬を散歩した人が前を通ったのを見て、「自分は何をしてるんだろう」という気持ちになったそうです。
その後、お子さんが誕生。お子さんと対面したときに、「この子の父親は自分しかいない。子どものそばにいたい」と思ったそうです。お仕事を続けられたいというパートナーの方との話し合いも成立し、和田さんが主夫になることに。
主夫になっては見たものの、主夫だと言えるようになるまで1年以上の時間がかかり、その中でファザーリングジャパンと出会い、「笑っているパパがええやん」を合言葉にファザーリングジャパン関西を立ち上げられたとのことでした。
和田さんから、地域のこどもたちのために大人としてどんなことができるのかというテーマをいただき、参加者のみなさんで熟議をしました。
日頃から地域を意識している人、お仕事などがいそがしく意識していない人がいるなかでの熟議で、話の内容がいろんな視点から話し合われ、深まっていきました。その中で、「普通に生きていくことが、地域のこどもたちにつながっていったらいい」という意見もありました。
それぞれのグループで話し合われた内容をシェアし、最後に集合写真を撮りました。
次回は、5月15日(金) 話題提供者は、堀川歩さんです。 ぜひ、お越しください。(M.F)
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